ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

リバウンド防止の方策として

2013-11-17 | 日記
コンマリ先生の本を買って来て、家の整理をしている。
「ときめく」か「ときめかないか」で捨てない、捨てるを決めましょうが、基本だ。
コンマリ先生は、一日24時間、「お片付け」のことを考えているという。それは小さい頃からの習慣で、小学生の時の愛読書は「エッセ」という奥様雑誌。そこで収納技術を研究して、「まりえ、ご飯よ」と言われるまで、日夜収納に励んだそうである。
誰に言われてやっているのでもない。まさしく天職だ。
こんまり先生によると、捨てられない原因は「過去に対する執着」と「未来に対する不安」の二つに集約されるそうだ。
モノの見極めをしている時、「ときめかないけど、捨てられない」ものが出てきた時、「過去に対する執着」なのか「未来に対する不安」なのか、どちらが自分には多いか考えてみることで、自分の生き方の傾向がわかるそうである。
ダイエット前に買った、自分としては高級服が捨てられない。これは「未来に対する不安」だ。→また太るかもしれないし・・・
俳句の先輩からいただいた献本俳句本が捨てられない。→「未来に対する不安」→後で「あの本の中のあの俳句、どう思う?」と聞かれたら困る。
旅行先のパンフレット→「未来に対する不安」→また行く時の資料のために。

こうしてみると私は未来に対する不安が極めて強いことがわかった。

「過去に対する執着」で捨てられないものは、夫と子ども以外、ほとんどない。学生時代の写真、友人の手紙、サイズのあわなくなった結婚指輪、レシート、自分の卒業論文、作文等々、捨ててしまったけれど、まったく困っていない。また書きゃいいし、また買えばいいし、また撮ればいいし、と思う。だいたい、収集癖というのが理解できない性質なのだ。

「未来に対する不安」は現在が何とかなっていれば、何とかなるのだから、これからはサイズの合わなくなった服からどんどん捨てようと思った。リバウンドを防ぐためにも。