ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

1日目 春夏服ダイエット

2013-11-18 | 日記
昨日の晩は、コンマリ先生の本に刺激され、子どもと一緒に、まずお洋服の一気片付けに着手しました。コンマリ方式は一気にしないといけないのだそうです。ちょこちょこ片付けはダメだそうです。しっかりと晩御飯を食べてから、体力をつけて望みました。ひょっとしたら夜中までかかるかもしれませんから。
まず、持っている服(春・夏バージョン)を、畳に一気に広げ、「ときめく・ときめかない」占いをします。この占いはあくまで個人的なもので、自分でやらなければ意味がないそうです。子どもが占いをしている間、私は完全な助手で、一切自分の意見をはさまないようにとの先生からのお達しでしたので、心を落ち着けて隣で座っていました。助手の仕事は、子どもがときめかないと判定した服を受け取って、どんどんビニール袋に入れることです。子どもの服は何と、ビニール袋に4袋。その中には、親戚や近所の方からいただいたいわゆる「お古」、とはいってもブランド物もありました。いただきものの中で「ときめくもの」がまったくなかったのは、やはり、というか、なんというか。「お古」ってもらうのもあげるのも、基本的にミスマッチなんですね。

さて私の番になりました。今度は、子どもが助手になり、同じように助けてくれました。捨てる時に「長い間ありがとうございました」というのが礼儀です。
思った以上に「ときめく」服がほとんどなかったので、どんどん捨てられました。いつのまにか「ありがとうございました」が「アーメン」に変わっていて、「セリフ、違うよ」と注意されました。
結果発表!来年から夏着るTシャツが3枚しかありません。ブラウス類は2枚。 ワンピースは3着スカートにいたっては1着もありません。もともと4着しかもってませんでしたが。パンツも2本しかありません。ときめかないけど、もったいないと思ってはいていた、ちんちくりんパンツにお引取り願いました。アーメン。たんすの中ががらがらになりましたが、不安感はなかったです。それよりも、たんすがスカスカになった解放感と、これでまた来年買えるぞ!というわくわく感が勝っていました。
私はビニール袋2つでおさまりました。

ところで「ときめく・ときめかない」で捨てるのは、すごいアイディアですね。もしこれが「来年も着るか、着ないか」だったら、こんなに捨てられなかったでしょう。また買ったとき「高かったか、そうでもなかったか」でもだめでしょう。
「ときめく」っていったいどんな意味かと説明を求められたら、どういえばいいのでしょうか。ま、私の場合は「これとお別れしたら、1ヶ月は泣き暮らす」とか「これを着ているとなんだか、うれしい気分」とか「もう、この服、大好き!」というか、具体性はあまりないのですが、とにかく心が動くことみたいです。感受性が鈍っているせいか、この年まで生きてくると、ちょっとやそっとではときめきません。何でも受け入れるタイプだと自分では思っていましたが、ファッションに関して、私はけっこうときめき基準が厳しかったです。最後には、裸一貫で勝負にかけるようになるかも。女ターザンに憧れます。

数時間かかるかと思いましたが1時間ちょっとで二人分完成しました。想像以上に楽しかったです。便秘が解消した後のすっきり感に似たものがありますね。残った服の愛おしさもひとしおです。
コンマリ先生によると、お片づけに成功した人は、スタイルもダイエットできると書いてあったので、今朝、体重計にのってみましたが。500グラムも増えていました。ガーンです。
体重計も捨てたい気分になりましたが、まだまだ始めたばっかりだから、すべてのものの片づけが終わるまで、もう少し様子をみてみます。