ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

言葉にできないものとの格闘

2014-05-14 | 日記
最近、遅ればせながらハッと気がついたことなんですが・・・・
自慢も愚痴も、根っこは一緒なんではないかと
自慢話が得意の人と、愚痴の得意な人と一日おきに会いました。自慢話が得意な人は、話を聞いているときは楽天的に見えますが、会った後の後味は、不思議に楽天的な感じがしません。愚痴話が得意な人は、会って話しているときは、もちろん暗い感じですが、会った後は、なんかちょっと自慢されたかなという気に少しなりました。

この感覚はう~ん、なんというのか、どちらも自己完結しているというか、外からの風がはいってこない閉ざされた空間にいるというか、停滞感のようなものを感じました。
だからこそ、人に話を聞いてもらって、風を吹き入れたいのかもしれませんね。
自分に起きていることを、淡々と、自慢でもなく、愚痴でもなく、話すことができる人を人生の達人というのかもしれません。一人だけそういう人を知っていますが、言葉による表現力が非常に優れています。

言葉にできない、もやもやしたものを抱えていると、自慢になったり、愚痴になったり、するのかもしれません。根っこのところを見つめてみたいです。