ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

2010-04-14 | 日記
本屋さんで、料理本を探していたら、冬ソナのキム次長まで、韓国料理本を出していた。パラパラと見たら、オーソドックスな料理本だった。ピビンパとかナムルとか、チゲとか。フーン、この人も料理をするのか・・・・見るだけ見て買わずに次のコーナーへ。

料理本ではないが、日本人の食生活を取材した『家族の勝手でしょ』という本があった。見てみると、たくさんの家庭の朝ごはん、昼ごはん、晩御飯の、まずそうな写真がたくさん載っていた。まずそうな、と感じたのは、その前に見た料理本の写真のおいしそうな画面に比べて、である。ブログなどで紹介されている一般家庭の食事はデジカメでとってあるので、ジャンクフードでもなんでも美味しそうに見えるのだが、この本の著者によると、食べ物だけでなく、食卓の周りの情景も写すために、わざわざ広角レンズのカメラでとったのだという。
カップラーメンの麺が伸びていたり、プラスティックの食器にビスケットが山盛り盛ってあるのがあったり、食欲が出なさそうだった。

お茶碗に盛った白いご飯があまり印象に残らなかったが、ご飯は今、やはり皆食べないのだろうか。
日本の食料自給率が50パーセントを切ったのは、日本人が米を食べなくなったからだとニュースでも言っていた。それで最近、米粉パンなど米粉製品を流行らせようと政府がキャンペーンをしているらしい。
米が食べられなくなったら、私はとても悲しい。我が家の食卓の主役は米。お昼ごはんもほんとはお米のご飯が好き。ただお昼から眠くなってしまうので、あんまり食べられないのが残念だが。
おいしいご飯さえあれば、私は生きていけるような気がする。