ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

ヨーグルトアイス

2018-10-09 | 日記
アイスクリームはキッズサイズでももてあますが、ヨゴリーノというブランド名のヨーグルトアイスならその三倍は食べられる。大手スーパーの中にあり、人ごみが嫌いな私はたまにしか行かないが、このヨゴリーノが食べたくて、たまに行く。
いつもヨゴリーノよりヨグリーノにした方が、イメージがいいのではないのかと思うのだが、結構お客さんがいるのでネーミングには皆こだわらないらしい。メニューも壁面にぎっしり貼られており、初回に購入した日には、携帯電話会社の契約より難しかった。たとえばヨゴリーノ+ジェラードの組み合わせ(またこのジェラードの名前が英語ではない外国語○○○『梨』と書いてあったり、ヨゴリーノダブルだったり、ヨゴリーノにふりかけのようなトッピングがしてあったり、またトッピングの種類の多さといったら永谷園のふりかけどころではない。その他にも、ウサギの耳つきアイスだったり、周りにフルーツが載っていたり、たしかに目がくらむほど複雑極まるので、夫は恐くて注文できないという。大体店員ですらすべての商品をマスターしているかどうか怪しいところだ。
そこでいつも私が注文することになるのだが、夫は「もう任せるから何でも買ってきてくれ」と言う。ところがこのせりふが曲者だ。買った後で私のアイスの方が美味しそうだなと言われるのが常で、人と食べ物シェアするのが苦手な私は、指差しで選んでもらうのだが、それすら嫌がるようになり、同じものを二つ買い、柱の横に半分隠れて待っている夫に手渡す。しかし同じものを二つ買うのは性格上つまらないので、適当にジェラードはチョコ系か抹茶系か、フルーツ系かナッツ系かを聞いて、それプラスヨゴリーノのセットにすることがほとんどだ。
しかしジェラードの名前が、英語ではない外国語のカタカナなので、チョコ以外は何がなんだかわからない。本当に適当に選んで買っているので、たまにはずれもある。昨日買った「梨」系ジェラードは甘すぎた。ヨゴリーノの爽やかさで急いでくどい甘さを消した。次からはヨゴリーノだけにしようと思った。
後で調べると、ヨゴリーノはイタリア直輸入のヨーグルトアイス専門店で、すべてイタリアから材料を直輸入しているそうだ。ジェラードの種類を書いた外国語はイタリア語だったのか。食べ物から覚えればきっとうまく覚えられそうだ。