ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

寝る前本

2018-10-10 | 日記
寝る前にこのごろは「ありふれた教授の毎日」という白い本を読んで寝る。半年ぐらい前に新刊本で買ったまま、行方不明になっていて、先ごろひょっこり出てきた本だ。きれいに本棚にしまいこんであったのをすっかり忘れていた。白くて硬くて書いてある内容も清潔な感じがする。清潔な感じの内容ってどんな内容と言われても上手くいえないが、安眠できるというか、信頼できるというか、無色透明と言うか、でもなんかおかしい感じの文章。
そろそろ読み尽くしたので、同じ作者の「中村教授のむずかしい毎日」というのも注文した。自慢っぽいところがひとつもないのは、おじさんの書く文章には珍しい。