立春
2013-02-05 | 日記
心解く仕事始めの笑顔かな
広ごれる眉間の皺や春立ちぬ
鳥影のしきり明るき冬木立
さきゑ
近所だけどめったに行かない街に用事があって行きました。
川幅がひろくて台地が開けていて良い街です。
途中で福祉の団体がやっているカフェが目に入りました。
まだ11時15分なので入るのをためらっていたら、「11時半からランチですが、中で待っててくださってもいいですよ」と男の人が声をかけてくれました。
娘と一緒に窓際の木が見える席に座りました。客はわたしたちだけです。
冬木立には小鳥が集まってきていて、こずえの間を飛び交っています。
道の向こうにあるビルのガラス窓にも鳥影が映っています。
ランチはチキンの照り焼き定食でした。
ごはんは大・中・小から選べます。わたしは小、娘は中を頼みました。
照り焼きは生姜の香りがして、なかまで程よく火が通っていて、柔らかでした。
添えられたコールスローとかぼちゃの煮物もたっぷりです。
コーヒーカップのお豆腐入りの暖かい味噌スープもついていて、デザートには小さいカップに入った手作りプリン。
これで500円!コーヒーもつけてもらってプラス100円。
ふとみると、席はどんどん埋まってきて、若い人やらお年の人やら、色々な年代の
人が、それぞれ連れ立って、あるいはひとりで、同じ定食を食べています。
娘の頼んだアイスティーは、氷も甘い紅茶でできていて紅茶を飲んだ後、まだもう少し
それが溶けるまで楽しみたいと言います。
まだ満席ではなかったので、わたしもすこしだけ窓際の席でもって行った仕事の続きを
することにしました。家では働かない頭が、ここではさくさく仕事が進みます。
あっという間に、訂正の仕事が終わってしまいました。
空気かなぁ・・・ここの空気がいいんだよね、と娘が言って、
ああ、やっぱりそうかな、と思いました。