12月6日、初めて雪の金剛山に登ってきた。
気になったのがアイゼンを購入していない事。
ヘッドライト、ホカホカカイロ、冬用手袋、カッパ、折り畳み傘など準備万全。
おにぎり、カップスープ、ガスコンロなどもリュックに入れて出発。
登山道入り口付近で雪が降り出したので、早速折り畳み傘を使用。
カッパを着て歩いていると体が暖まってきて汗をかいた。
中に着ている服を脱いだり、傘を畳んだりと面倒な作業が増えた。
途中、樹氷が見られ綺麗だった。
大阪でこんな雪景色が見れるのは金剛山だけかもしれない。
しばらく登山道を歩いていると頂上付近で三脚にカメラを設置して景色を眺めているご夫婦がいた。
近づいてみるとご夫婦の周囲に小鳥がたくさん集まっていた。
餌を与えながら小鳥の写真を撮っているようで、その鳥の写真を撮らしてもらった。
頂上は雪に覆われ、冬景色だった。
気温を示すデジタル板がマイナス3度を表示していた。
山頂付近でコンロ、ガスバーナーを取り出し着火。
火がつきにくくなることを想定して、チャッカマンも持参してきた。
すぐに火がつき、しばらく待つがお湯が沸かない(^_^;)
手袋を脱いだ手は、次第に感覚がなくなってきた。
用意してきたホカホカカイロを出すが役にに立たない。
その時隣にいた60過ぎのおじさん3人グループの1人が「火が弱いなぁ。冬用のガスあるから使いな。」と声をかけてくれた。
するとすぐにお湯が沸き、スープを飲むことが出来た。
しかし、すでに指の感覚はなくなり、口の周辺の感覚までも怪しくなってきた。
おにぎりを包むサランラップが取れない ^^;
リュックの紐は外せない。
飲み食いはどうでもよくなった。
急いでかたづけ、手袋をはめその場を去り下山の準備をした。
午後2時を回る頃には積もった雪が固まって滑りやすくなっていた。
周囲を見ると普通の靴で登っている人の姿もあった。
おそらくロープウェイで来たのかも。
1人のおじさんが転倒していた。
アイゼンはやっぱり必要だったかな。
何とか転倒せずに下山出来た。
今回の登山はいろいろ勉強になった。
山頂で調理はしないこと、アイゼンは準備していくこと。
保温ポットに暖かい飲み物と保温ジャーもいるかな(笑)
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