7月10日(月)
稚内森林公園キャンプ場の朝。
4時半頃目が覚める。
キャンプ泊では9時には寝て朝は4時半頃起きるといったリズムになる。
7時過ぎの利尻島行きのフェリーに乗ることにした。
練馬ナンバーのライダーさんも支度ができたので一緒にフェリーターミナルまで行くことにした。
キャンプ場を出てすぐにシカの姿が数匹確認できた。
ターミナルに到着するも何処からバイクが入れるのかわからなかったので車の侵入ゲートの横から入る。
乗船チケットは出航1時間前から並んで買うらしい。
予約はできないようです。
1時間50分で利尻島に着くとのこと。
船から利尻島がきれいに見えて、デッキに出て写真を撮る人が多かった。
昨年はオロロンラインから利尻島を見るだけだったが、今年は利尻島を走ることが出来てよかった。
利尻島は周囲が約60kmの島で1時間半ほどで1周できるらしい。
まずは「姫沼」という観光地へ向かう。
原生林に囲まれた沼から見える利尻富士はきれいでした。
次に向かったのが「オタトマリ沼」という日本最北限のアカエゾマツに囲まれた沼。
タイミングが悪かったら雲に覆われて利尻富士が見えないところだった。
島の外周を走っていると「利尻町立博物館」があったので立ち寄ってみた。
【豆知識】
・利尻山は標高1721mでモンゴル、フランス、カナダ南部と同緯度になる。
・気候は意外と暖かくマイナス10度を下回ることはなく、夏は涼しい。
・町の花はチシマザクラとエゾカンゾウ。
・ヒグマの上陸は1回目が明治45年(1912)で2回目は2018年で106年ぶりに確認された。
・東北・北陸地方、道内各地からニシン漁に働きに来たヤン衆は「番屋」で暮らしていた。
・漁業ではキタムラサキウニ(6~9月)、エゾバフンウニ(6~8月)、リシリコンブ(7~9月)ホッケ(4月中旬~10月中旬)など。
博物館を出てしばらく走り、「ミルピス商店」に立ち寄る。
ここは1967年から乳酸飲料を販売しているお店。
原液から手づくりしているそうです。
11時半頃には1周してフェリーターミナルまで戻ってきた。
12時台の礼文島行きのフェリーに乗ることに決めました。
明日は雨の確立が高いので今日中に礼文島も回ってしまうのが賢明だ。
礼文島では映画「北のカナリアたち」の記念公園(北のカナリアパーク)を見学し桃台猫台展望台やスコトン岬・スカイ岬の景色を堪能した。
宿泊先は「久種湖畔キャンプ場」。
とても静かでいいキャンプ場でした。
利尻・礼文で4泊する予定が1泊2日になってしまったのは残念だが、天気の良い時に景色を見ることが出来てよかった。
来年は数日滞在したいです。