〘 ピアノ部門と声楽部門に計67人が出場した第41回飯塚新人音楽コンクール(飯塚文化連盟、朝日新聞社など主催)。5日の本選には予選を通過した31人が集い、日頃の練習の成果を競った。新進音楽家の登竜門とされる同コンクール。両部門の1位に選ばれた2人に抱負などを聞いた。
■ピアノ部門1位 鶴原壮一郎さん(19)
ピアノ部門で1位に輝いた鶴原壮一郎さん(19)は北九州市出身で、東京芸術大ピアノ専攻の2年生だ。
初挑戦で射止めた最高賞に「幼い頃から憧れて、一つの目標にしていた地元のコンクール。素直にうれしい」と喜ぶ。
門司区の自宅にピアノがあり、音楽に包まれて育った。小学1年になるとピアノ教室へ。「楽しい」という気持ちが原点だった。
山口県下関市の梅光学院中・高に進み、高校から音楽科に入った。「高1のとき、本気で音楽をやりたいと思った」そうだ。
本選で弾いた曲は プロコフィエフ の「風刺(サルカズム)」。中学3年の頃から研究し、弾き込んできた曲だという。「本番では自分の音をよく聴くことができた。それで、うまくまとまった」
今、バロックから近代まで幅広くピアノ曲を勉強している。「ピアノの魅力は音色。それを大切にしている。これからも音楽と共に人生を歩んでいきたい。自己満足のピアノでは終わりたくない」。将来を模索中で、国際コンクールにも挑戦したいと考えている。(神谷裕司)… 〙
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