昔ながらの「芝居小屋」って言葉がぴったりの内子座。
高松の琴平に「金丸座」ってのがあります。毎年テレビでニュースになりますね。
今年改装杮落しが行われたのは兵庫県豊岡の永楽館。
片岡愛之助が出演しましたね。
えっ、こんなところにあるの?っていう感じで、路地を少し入ったところにありました。
正面の絵看板。
歌舞伎座や国立文楽劇場なんかではその日の演目の絵看板ですが、
ここのは「勧進帳」「鳴神」「助六」と、全く関係ない看板でした。
靴を脱いでビニール袋に入れて入りますと、狭い廊下があって、
そこにはこの劇場で昔行われていた、地元の人の出演している舞台写真が飾られていました。
この右側の戸を開けるともうそこは劇場。
義太夫と三味線の座るところは、もともと文楽仕様ではないため、文楽廻しにはなっていません。
文楽劇場だと、義太夫と三味線はスタンバイした状態で盆がぐるりと廻って登場ですが、
ここでは向かって右の扉から登場です。
小さい劇場なので、最上階は二階席。
一階から後ろを除くとこんな状態で、そこから一階を見るとこんな状態。
こじんまりとした劇場ですよね。
舞台正面の明かりが揺らめいて綺麗だったので、のぞいてみると、
内子特産の和蝋燭でした。
金丸座では舞台正面に、そして花道脇にずらっと並んでいましたね。
でも、火災をおそれて、揺らめく電球でした。
携帯から書きましたが、一部の席を除くと升席です。
でも、昔の南座の升席よりも広かったです。南座には座布団もなかったし・・・。
ついでに、開演前に演目の説明をする咲甫太夫と、
終演後、劇場前の野澤錦糸さん。
芝居小屋って感じではなさそうでした。
一度文楽っていうのを観てみたいのですが、
国立文楽劇場のチケットって簡単にとれるんでしょうか?
一度大阪観光も兼ねて観てみたいと思っています。
当日購入もできます?
東京の国立劇場のチケットは手に入れるのが難しいですが、
大阪の国立文楽劇場のチケットは簡単に手に入ります。
平日なんてガラガラですし。
正月公演くらいかな、満席なのは。
一幕だけ観る事のできる席もありますから、
ちょっとどんな感じかな~、って見てみるのもいいですよ。
イヤホンガイドもお薦めです。
もし予定が決まったら、いい出し物がどれかお教えしますよ。