今日の昼に彼と食べた肉粽。
台湾で食べたのを懐かしく思い、生協のカタログに載っていたので注文しました。
昔台湾に独り旅行した時に、
たまたま現地で知り合った方の田舎に連れて行ってもらい、
その家で作ってくれたのを食べたのが一番おいしかった。
その御礼に庭の木に登って龍眼なる木の実をとったのもなつかしい思い出。
台湾で食べたのと比べたら味や風味はかなわぬものの、
おいしくういただけました。
電子レンジでチンてのもできるのですが、
敢えて蒸篭でむしてみました。
食べ終わった後で放送をチェックしてみると、
生産国「中華人民共和国」。
明日腹壊さないか心配です。
先月購入した書籍です。
無法状態ともいえる中国の食品汚染をリポートした『中国の危ない食品』(草思社)が出版された。農薬は言うに及ばず、食品の見栄えをよくしたり、成長を促進したりするために有毒物質が平然と使用されている実態が、これでもかと報告されている。来日した著者の周勍(しゅうけい)さんに、食品汚染を生み出す背景について聞いた。
周さんは、一党独裁が招いた「透支社会」が、食品汚染の温床となっていると指摘する。「透支」というのは、一党独裁の統治下で、人々が右左、善悪、正邪の判断を党に握られ、人間としての個(根)を失ってしまった状態を指す周さんの造語である。
「トウ小平時代に≪先に金持ちになった者が勝ち≫と号令がかかり、国民はこぞって拝金主義となりました。金もうけのためなら、他人の迷惑などおかまいなし、資源を掘り尽くしても、環境を破壊しても何とも思わないようになったのです」
問題なのは、現在の深刻な状況を、中央政府がきちんと把握できていないことだと、周さんはいう。
「一党独裁のもとでは、村長は郷長をだまし都合のよい報告だけをし、郷長は県長をだまし都合のよい報告だけをする、という連鎖があるからです。さらに、役人と業者・企業が結託した既得権益集団が形成されているのです」
そしてもうひとつ、メディアの統制がある。記憶に新しい段ボール肉まん事件は記者の捏造(ねつぞう)だったということで幕引きされた。
「私はあの報道は事実だと思っています。逮捕された記者は、以前にも偽羊肉事件をスクープしたことのある立派な人物ですよ。あれが事実と認定されれば、大きな社会不安となり、北京市政府や党委員会の人事にも重大な影響を与えることになりますからね。政府はこの事件を奇貨としてメディアの規制強化に踏み切りました」
周さんによれば、政府は十数年ぶりに、メディア従事者に対して共産主義に基づく記者教育を受けることを義務づけ、報道にもさまざまな足かせをはめているという。
「もし食品の汚染対策に政府が本気になったとしても、管理できるのは輸出用食品や北京五輪の食事ぐらい。国内に出回る食品の汚染を解決するのは難しい。中国人自身が市民社会を構築する以外に根本的な解決の道はないと思います」
(産経新聞)
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