県文化会館から奈良県庁前を通って、奈良国立博物館へ向かいます。
奈良県庁を過ぎると、地下道で交差点を渡り、二条大路の南側へ。
途中の道路の地面に所々にある、奈良の寺院の屋根瓦によく用いられる蓮華文様をもしいたレリーフが埋め込まれています。
10分もしないうちに奈良国立博物館に到着です。
今開催されているのは、特別陳列「おん祭と春日信仰の美術」 。
おん祭は毎年12月に行われる春日大社の行事です。
自分もまだ1度しか見たことが無く、
しかも24時間続けて行われるので、特に夜の儀式は見たことがありません。
ところが、今回博物館で、おん祭の紹介映像が放映されていました。
これは必見ですね。
そしてもう一つ、特集展示「新たに修理された文化財」 。
ここに紹介されている木造南無仏太子立像も、
以前見たことがある修復前は汚れで真っ黒で、顔つきが非常に厳しかったのに、
修復を追え、地の色の姿となると、非常にお優しい表情となっていました。
博物館を出るとそこには七夕?と思うような笹の飾り。
これもおん祭での装飾だそうです。
短冊には「恋」の言葉。
そしてこの通路から見える傘や刀もおん祭で使われる傘や刀です。
刀は恐らく2mを越える長さなのではないでしょうか。
もう終わりましたが、おん祭で使われる幟が博物館の前に。
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