涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
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無謀自転車:2人の命”奪った”

2011年07月08日 | Weblog

事故誘発したのは無謀自転車 大阪のタンク車死亡事故

 大阪市浪速区の国道で5月、急ハンドルを切ったタンクローリーが歩道に突っ込み、男性2人が死亡した事故。痛ましい惨事を引き起こしたきっかけについて、捜査当局は、直前に道路を横切った自転車が原因と断定し、車の運転手は処分保留とする一方、自転車を運転していた男を起訴するという異例の展開をたどった。歩道を歩いていただけの2人の命が奪われた事故の背景には、全国的にも目立つ大阪の自転車マナーの悪さが浮かび、府警は取り締まりを強化している。

 事故は5月12日朝、浪速区日本橋東の国道25号で起こった。片側2車線(幅約25メートル)の信号のない場所を横切ろうと自転車が飛び出し、避けようとしたワゴン車が急遽車線変更。さらに、前方に割り込んだワゴン車を避けようとタンクローリーが左に急ハンドルを切って歩道に突っ込み、運送アルバイト、登尾正昭さん(75)=大阪市城東区=と派遣社員の永井景二さん(49)=同市福島区=がはねられ死亡した。

 浪速署は同日、自動車運転過失傷害(後に同致死に切り替え)の疑いで、タンクローリーを運転していた男性運転手(55)を逮捕。さらに、ワゴン車を運転していた会社員の男性(43)も逮捕した。

 ところが、ワゴン車の運転手は同署の調べに「自転車を避けるために車線変更した」と供述。目撃情報もあり、自転車が事故のきっかけとなったことが明らかになった。このため同署は、事故を誘発した重過失致死容疑で、自転車の越智茂容疑者(60)を逮捕。越智容疑者は当初は容疑を否認したが、後に「車の有無を確認せずに道を渡った」と認めたという。

 現場はJR新今宮駅近くの街中の国道で、昼夜を問わず車の通行量が多い。起訴状などによると、越智被告は見通しが困難な場所で道路中央まで進み、右折待ちの車列の後ろから飛び出したとされる。

 事故の形態などから、大阪地検は6月、運転手2人を処分保留で釈放する一方、越智容疑者のみを重過失致死罪で起訴。被害者を直接はねたわけではない自転車の運転者だけが立件された。府警関係者は「極めて珍しいケース」と話す一方、「大阪の自転車マナーの悪さが事故を引き起こしたと言える」と語る。

 府警は、交通ルールを無視した悪質な自転車運転について取り締まりを強化。「亡くなった被害者は本当に痛ましい。今回の事故を、同種事故の再発防止のための教訓にしないといけない」としている。

 

大阪の事故の3割に自転車が関係 マナー悪く府警の警告は昨年15万件にも 

 大阪の自転車運転マナーの悪さは、近年の事故比率の高さにつながっているとの指摘もある。

 府警によると、府内で自転車が関係した平成22年の事故件数は1万7046件。同年の全事故(5万1292件)の33%を占め、全国平均の約20%(警察庁調べ)を大きく上回った。府内の交通事故は、過去10年間では16年の6万7593件をピークに減少傾向にあるが、全事故に対する自転車事故の割合は年々増加している。

 自転車事故の事例では、渋滞車両の間をすり抜けたり、今回の浪速区の事故のように信号のない幹線道路を横切ったりと、無謀な運転が目立つという。事故に至らないケースでもルール違反が目立ち、大阪市内で営業するタクシー運転手は「信号無視は当たり前。『ぶつかれるもんならぶつかってみい』という感じさえ受ける」と困惑する。

 マナーの悪さについて、府警は「最大の原因は規範意識の希薄さにある」と分析。府警では信号無視や2人乗りなどに対し、違反者の住所や氏名などを記録する「自転車安全指導カード」を独自に導入しており、22年の警告数は15万件にのぼる。さらに、再三の指導にも従わない悪質運転に対しては、道交法上の反則切符を切るなど積極的な取り締まりに乗り出し、22年は57人を摘発した。

 府警は「自転車は免許がなくても乗れるが、交通ルールを守るのは車と一緒。本来守るべきルールを守らなかったため起きている事故も多く、より注意喚起したい」としている。

 

いずれも産経新聞からの記事です。

今日も目の前で事故が起こりました。
車道を右側通行していた自転車と、自動車が正面衝突。
自転車に乗っていた高校生はヘッドホンで音楽を聴いていたようです。
幸い大きな怪我とはならなかったようですが・・・

高校生は恐らく交通法規を知らないでしょうから、
通学に自転車を使わせるなら、高校独自で何らかの許可制を考えたほうがええと思いますが、どうでしょうかね?

 



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