涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室:佐伯祐三とパリ

2012年05月27日 | 外出・旅行

 

松竹座を後にして、このまま奈良に帰るのはもったいない、と思いまして、
さて次どこに行こうかと地下街を歩いていて目にしたポスターを見て、
心斎橋にある大阪市立近代美術館に行くことに。

大阪市立近代美術館?

もと出光美術館があったところのようです。

心斎橋筋、ラッシュ時のような大混雑。
東の丼池筋(どぶいけすじ)に出て、北へ向かいます。

長堀通に突き当たると、そこには東急ハンズのビルと、出水ビル。
出水ビルの1階は、出水のガソリンスタンドになっていて、
あと、なまはげの像が建っています。

 

このビルの13階が大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室。
もともと阪大医学部跡地に建設される予定だった近代美術館。
予定地に蔵屋敷の跡地が見つかったり、モディリアーニの絵画を高額で購入したり、
財政難が判明したりで建設が危ぶまれていたようですが、
結局中之島に建設することになった(んですよね?。

中之島といえば国立国際美術館がありますが、まだ必要なのでしょうか?
そんなお金があれば、大フィルや文楽への補助を続けてほしい・・・

近代日本を代表する洋画家の佐伯祐三は大阪に生まれ、東京美術学校で学んだ後パリに渡り、
わずか30年間の生涯をフランスの地で終えました。
芸術家として「純粋」であることを追い求め、焦燥のうちに描かれた作品は今日も多くの人に感動を与えています。
佐伯祐三の没後、いち早くその芸術に真価を見出した大阪の実業家山本發次郎の収集品が、
日本最大かつ最高水準といわれる大阪市立近代美術館の佐伯祐三コレクションの基盤を築いています。
本展は、その中から佐伯祐三がフランス滞在中に描いた油彩画をまとめて展示し、
あわせて里美勝蔵や荻須高徳などパリで交流のあった日本人がの絵や
1920年代前後のパリの街角を飾った実際のポスター作品(サントリーポスターコレクション)も出品して、
佐伯祐三が見せられた芸術の息吹を伝えます。
(パンフレットより)

恥ずかしながら佐伯祐三というと、「郵便配達夫」しか知りませんでした・・・

出水ビルの東側の新家ビルの前には「平和の像」

ここからまた歩いても良かったのですが、
疲れていたので「クリスタ長堀」という、長堀通りの下に広がる地下街を歩いて、
御堂筋線の心斎橋駅へ。

クリスタ長堀、これが出来たときにはよく言ったのですが、
出店している店舗が結構変わっていました。

心斎橋駅から一駅さきの難波で下車、
大阪難波駅から近鉄で奈良まで帰ってきました。

電車のまどから、平城宮跡の駐車場と平城京歴史館・復元遣唐使船。
広い駐車場、無料です。

あと、奈良観光でお勧めなのが、市役所に車をおいて(無料)、
そこでレンタサイクル(これまた無料)で市内を廻ること。
観光シーズンは近鉄奈良駅より向こうは大渋滞だし、
駐車料金もけっこうしますから。

行きは大極殿、なら帰りは朱雀門、ってことで。

帰りの電車はガラガラ。
老いも若きも携帯電話やスマホをいじってますね。
男子高校生は股を思いっきり広げて。(空いているから迷惑にはなりませんけどね)

とある老人が連れている孫が、土足のまま座席の上に立って外を見ているのに、
だれも注意しないので、「次に座る人の迷惑になるので靴をぬがせましょうよ」
と声をかけたのですが、その言葉に
「あのおじさん、怒っているから靴を脱ぎましょうね」
って、おじさんとちゃうし、怒られたから靴を脱ぐんとちゃうし。

最近の老人は・・・

 



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