天気が良いので、
ランチから部屋に戻って洗濯物を干し、
自転車に乗って奈良公園まで行ってきました。
転害門から大仏池へ向かいます。
途中の道には多くの違法駐車の車。
警察と駐車監視員が取り締まっていて、
ほとんどの車のフロントグラスに黄色い確認標章が貼り付けられており、
観光から戻ってきた運転者が、文句警察官に言っています。
1500円をけちったため、1万円以上の反則金が取られるわけです。
奈良にはパークアンドライドシステムがあるので、
それを利用するのがいいです。
奈良市役所駐車場(日・祝)か国道24号高架下駐車場(土・日・祝)に駐車すれば、
レンタサイクルも無料ですから、ゆっくり奈良公園を巡ることができます。
渋滞も関係ないですしね。
大仏池から大仏殿を見ています。
水面に紅葉が映っています。
この前の道路にはこの風景を写真に撮ろうと沢山の人が三脚を立てて
シャッターを切っています。
大仏池から正倉院の前を通り、二月堂へ向かいます。
正倉院は平日の10:00~15:00に限って、少し離れたところから外観を見学できます。
今は宝物は「新宝庫」に厳重な温度・湿度監視の下保管されているため、
この正倉院には宝物は保管されてはいないのですが。
昔、この校倉造については、よく、
「校倉は雨が降ると膨張して、校木がピッタリくっつき湿気をふせぐ。
反対に乾燥すると収縮して、校木の間に隙間があき湿気をとりこむ。
だからつねに一定の湿度がたもたれて、宝物が保存されてきた。」
と説明されますが、それは大きな嘘です。
宝物は校倉作りの正倉院の中に、杉材の「唐櫃」の中に納められているのですが、
木材の持つ調湿作用によって、温度、湿度の変化が少ないわけです。
決して隙間があくわけではないのです。
校倉は正倉院だけではなく、手向山八幡宮や三月堂の前にも有って、
これらの校倉はすぐ近くまで寄って見る事ができます。
さて、二月堂へ向かう道です。
土塀がいい雰囲気を出しています。左上の樹の葉の間に二月堂が見えています。
右端は塔頭「中性院」ですが、その表札はあの榊莫山氏が書いています。
バクザン先生の書は東大寺にはたくさんあって、
二月堂の横にも氏の書いた石碑「二月堂 西国丗三所巡拝道」ってのがあったり、
二月堂にも氏の書いた額が掛かっていたり、
東大寺南大門の前にも「世界遺産・東大寺」の石碑があって、
東大寺二月堂です。
お水取り(修二会)で有名です。
先日行った清水寺の舞台ほど大きいものではないですが、国宝です。
前に立っているのは良弁杉。
そう、あの「良弁杉由来」の良弁杉です。
2004年2月、そう、入院する5ヶ月前です。
まだ病気の事を自覚する前、東京の歌舞伎座で、
仁左衛門の良弁大僧正、
鴈治郎(現藤十郎)の渚の方、
で上演されました。
よかったな~。
右の階段を昇ったところから、東大寺大仏殿を見る事ができます。
舞台の上からは奈良市内から生駒山まで展望できて。
ちなみに、赤の矢印はやじのマンションです。
二月堂の南側に三月堂(法華堂)があり、さらにその南に手向山八幡宮があります。
その傍に菅原道真の「腰掛石」があります。
894年に朱雀院(宇多上皇)が吉野の宮滝から竜田山をこえて河内に入り、
住吉神社に詣でて行幸された時に菅原道真がお伴をし、
「手向山」に立ち寄って、百人一首にも入っている有名な和歌を詠みました。
(古今集に収められていますね)
「菅公腰掛石
すがはらの朝臣
このたびは
ぬさも
とりあえず
手向山
もみぢの
にしき
神の
まに/\」
と書いてありました。
少し下ってきたところの紅葉が綺麗だったので、木の下で写真を。
3時半にもなると肌寒くなってきました。
新公会堂に出て、公会堂前の浮雲園地を通って
(ここも南京ハゼやもみじ、公孫樹があって、美しいです)国立博物館へ。
案の定、道路は大渋滞。
途中から裏道を通って、戻ってきました。
秋の京都、秋の奈良を二週連続で堪能した二人です。
普段は出不精なのに、
病気の時に限って外出したくなるんですよね。
でも、この風邪は相方にもらったと思っているのです。
東京は、芝居があちこちであっていいな~、とか、おしゃれな店がいっぱいあっていいな~。とか。
でも、人が一杯で疲れます。
埼玉は…。くれよんしんちゃんくらいしか思いつきません。あと草加せんべい?奈良と同じで海が無い。
きっとそれぞれにいい場所もあるのだと思いますが。
いろんなお薦めの場所も教えてください。
早く相棒を見つけないとね。
でも、今は職場がかわったり、引越しでそれどころではありませんね。
落ち着いたら、きっと見つかると思いますよ^^
奈良って京都に比べるとやっぱり訪れる機会は少ないですよね。でも、仏像は素晴らしいし、古代遺跡もあるし、いいところですよ。
「春の奈良」やっぱり桜のころですかね。
相方は奈良県の人間なのに、
若草山に行ったことがないとか。
山頂まで登ると眺めがいいですよ。
山頂に古墳なんかもあったりして。
ふもとの草原でごろごろするのも楽しいですよ。
声がかすれて、のどが痛いのは喉頭炎ですね。
大人だったら声が出なくてこまるだけで、
こじれることはないそうです。
それよりも体を動かした方が気分転換になってよかったですよ。
「Diasporaさん、ちょっと働きすぎやわ!」って
相方がmixi読んで叫んでいました。
話を聞くと、確かに無理してるんじゃあないのかな?
そちらこそ心配です。
関東に住んでいる私から見たら奈良って、京都より、やわらかいイメージがあります。なんとなくですけどね(^-^)
関西に住んでいる、やじさんから見たら、東京とか埼玉って、どんなイメージ持っていますか??
奈良は中学の修学旅行以来,行ってませんが,久々に行きたくなりました。
その前に一緒に行ってくれる人を探さなくては(苦笑)
空気が乾燥してるし、風邪は喉からきちゃいますよ。
そろそろ加湿器の出番かなぁ・・・
それにしても奈良はいいですね!
もうそろそろ今年の「秋の奈良」は終わっちゃいそうなので、「春の奈良」辺りみんなでピクニックなんていかがでしょうか?^^
若草山でお弁当ね!(笑)
僕はいつも彼の体のことでハラハラしています。とくに最近は休みでも休めないことが多いのです。