午後から大阪日本橋の国立文楽劇場へ。
途中生駒山を越えたところからあべのハルカス。
右端には通天閣も見えています。
近鉄日本橋駅から徒歩数分で国立文楽劇場。今年で開場30周年だそうです。
初めて文楽を観劇したのは、平成元年です。
劇場1階にはくいだおれ太郎の文楽人形。
1階にある絵看板。
2階劇場入り口にある記念スタンプ。
劇場内。
第一部で使われたのでしょうか、ちょこっとした花道と、宙乗りに使われるワイヤー。
今回のプログラム。
表紙の意匠は平家女護島の丹左衛門基康の衣装「白箔一丁華文半腰 納戸繻子半素袍」です。
それとは別に大きなこんなパンフレットも付いています。
「江戸時代の油屋」として「一大生産地、機内」「株仲間の誕生~大坂の独占権~」「株仲間政策~老中・田沼意次~」の説明、
そしてこの作品の人物相関図。
裏面は次のような解説。
一、徳庵堤 野崎参り
二、スピリチュアルカウンセラー 稲荷法印
三、端午の節句 軒菖蒲
四、高利に手を出す 与兵衛の金銭感覚
五、千日にて処刑 与兵衛の懺悔
第3部サマーレイトショーの「女殺油地獄」が終わったのが午後8時50分。
ロビーに豊竹咲大夫と豊竹咲甫大夫がいらっしゃいました。
何をしているのかと思うと、「女殺油地獄」のDVD BOOKを売っておられました。
この本には直筆サインがかかれていて、 買うと咲大夫と握手ができるんですよね。
握手しましたよ~。小さなふっくらとした手でしたね。
咲甫大夫には、「にほんごであそぼ」観ています、と声をかけました。
これが直筆サインです。
それにしても、嶋大夫はまだ病気が回復していないのか、休演中でしたし、
人間国宝の住大夫は前回の公演で引退、
残っていたもう1人の人間国宝の源大夫がやはり体調不良で、7/14に引退を発表。
これで、人間国宝の大夫が不在となってしまいました。
さて、今後の公演、気になっているのは、11/27の文楽若手自主公演。
傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段、仮名手本忠臣蔵 二ツ玉の段/身売りの段/勘平腹切の段
傾城阿波の鳴門は本公演ではなかなか出ないので、観てみたいです。
「順礼に御報謝」
「ととさんの名は阿波の十郎兵衛、かかさんの名はお弓と申します 」
というせりふが有名ですね。
木曜の午後2時か~、ギリギリゆけるかどうか、かな~。
しかし、どちらも切ない話です。
これも行きたい。土曜の2時~、これもギリギリやな~。
智積院、七条通りの東の突き当たりですね。
学生時代、206系統のバスでしょっちゅうその前を通っていたのに、全く訪れたことありません。
え、真言宗やったんや・・・
11月の文楽公演は第一部が「双蝶々曲輪日記」、第二部が「奥州安達原」のようです。
これは行かないといけません。
双蝶々は9月の国立劇場(東京三宅坂)で出るようです。
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