通信教育u-canで毛筆習字を勉強中です。
といっても、課題提出はまだ一回だけですけれど・・・
小学校の時に習字を習っていました。
当時習い事っていうと習字かそろばん、ピアノしかなかったです。
うちの親はやりたいといったら、裕福でもないのに、
絶対にだめだとは言いませんでした。
ピアノは幼稚園の時に習い始めたのですが、
それは幼稚園の先生がオルガンを弾いているのをみて、すごいな~と思ったから。
当時田舎で暮らしていると、ピアノを習う、しかも男の子が。
よく、おかま、おかまっていじめられました。
今から思うと、みんな本質をついていたかもしれない。
別にピアニストになるつもりもなかったけれど、曲を弾けたらすごくうれしかった。
小学校6年生年まで続けたけれど、中学入試も近づいて一旦やめた。
ちょうどソナチネアルバム(懐かしい~)とバッハのインヴェンションを終えたところだった。
でも、このころFM放送が聴けるラジカセを買って、
リヒテルやギレリス、アルゲリッチ、ポリーニなんかが弾くピアノ曲を聴いて、
また習いたいと思ったんです。
前に習っていた先生は結婚して遠くへ引越しされたので、
新しい先生に代わって、結局中学2年から高校3年まで続けました。
先生は好きな曲をしましょうと、ベートーベンやモーツァルトのソナタ、
バッハ、ショパン、シューマン、シューベルトなど、いろいろ挑戦させてくれました。
無謀な曲にも挑戦しましたが。
あまり興味の無かったドビュッシーやラフマニノフ、グリーグなんかの課題をくれたり。
田舎には来ないクラシックのコンサートに大阪まで連れ出してくれました。
受験勉強と共に練習を続けましたが、京都の大学に行ったものだから、
ピアノいや、電子ピアノさえも買う余裕が無くそれっきり。
おととし電子ピアノを買ったもののすぐに入院となり、左手が動かなくなって
今は埃をかぶっています。
習字の方はお寺のお坊さんが教えてくれていました。
今思うと、何故習字なんて習おうと思ったのでしょうか・・・
きっと友達が習っているから。
なので、2年ほどでやめてしまいました。
今から考えると続けておいたらよかった。
研修会なんかで名簿に名前を書くときに恥ずかしいです。
はっきりいって下手!
いつも自分は大きな字を書くので、「読みやすい」なんていわれるけれど、
実際に見ると大きいだけ。全然上手な字じゃあないです。
で、習字をこの歳になって始めたわけです。
さて、墨を落として割ってしまったので奈良に買いに行ってきました。
墨汁を使えばええやないか、と言われればそれまでなんですが、
硯に水を落とし、墨を磨っているとぷ~んとえも言えない香りがしてきて心が落ち着きます。
奈良は筆と墨が有名です。
墨は未だに菜種油をもやしてその煤と膠で作っています。
その中で有名なのが「古梅園」です。
折角買うのですから、そこらのスーパーや文具やじゃあなくってその店にいってみないと。
いろんな墨がありました。
店の人がそれぞれの特徴を教えてくれました。
結局「初心者なので、一番安いのでお願いします」と。
それでも2500円でした。
使うのもったいない。
毛筆、習わないとって年をとるほど痛感してます。
字は基本的に下手じゃないと思ってますが、毛筆だけは
書くと自分の字じゃなく、何これってかんじで(汗)
確かに小学時代は習ってたんですが。
そしてピアノもやりたいと思いつつ・・・。
親父でピアノはかっこいいっていう不純な動機だけなんですが。 こちらも、多分才能は全くないです。
ふたつもやってるやじさん、うらやましいっす。
奈良の桜も今満開でしょう?
京都は昔々、毎日、上七軒、北野天満宮、平野を抜けて通学
してたのですが、魁桜は知らなかったです。
ただぼんやり通り抜けしてただけなので(笑)
うちの母親は絵手紙なんてやっているのですが、
「あんたの習字がうまくなったら、
字の部分は代わりに書いてな。」
なんていわれていますが、いつになることやら・・・
ピアノは一時そこそこまでやっていたのですが、
病気の後で左手が思うように動かないので悔しいです。
で、右手は動くので習字をやることに決めました。
奈良の桜は今満開。市役所の桜も満開です。