昼から相方が大阪へ行くということで、
自動車に乗って奈良市の東部、高畑にある「入江泰吉記念奈良市立写真美術館」へ。
先ほど訪れたJR奈良駅だと、市内循環バスで「破石町(わりいしちょう)」で下車して、ひたすら坂道を登って10分ほど。
自動車で行くとコインパーキングがそばにあって、1時間以内は無料です。
コインパーキングを出たところで正面に高円山。
お盆に行われる大文字送り火の「大」の文字が見えています。
そして美術館までの道端に咲く蝋梅。
しばらく進むと右手上方に「新薬師寺」が見えてきます。手前の屋根が写真美術館の屋根。
美術館とは思えない建物ですね。
美術館に足を踏み入れるとそこでは「ふらデコ~Flowers Decoration~」というイベントが行われています。
これ以外に何点もの作品が展示されています。
肝心の写真美術館の今の展示は「入江泰吉の万葉風景 よみがえる万葉のこころ」
奈良大和路の風物を半世紀にわたって撮り続けた写真家・入江泰吉は、
自身の感性でイメージする心象を大切にして撮影に臨みました。
特に、万葉の風景がテーマの作品は、今にも万葉びとの声が聞こえてきそうな、
また、目の前に現れてきそうな錯覚を起こさせるものであります。
万葉の故地に佇んだとき、すっとこころの中に飛び込んでくる情景を作品にしたのです。
時代は違えど、入江と万葉びとはこころの中で同じ風景を見ていたのだといえます。
今回は、万葉歌が歌われた情景を入江作品で見ていただくと同時に、
万葉研究の第一人者である犬養孝氏の万葉歌朗唱(犬養節)と合せて、
万葉の世界にひたっていただきます。
また、最新の万葉研究を基にした解説を村田右富実氏(大阪府立大学教授)に書き下ろしていただきました。
このように、視聴覚を通して万葉の世界を体感することで、テーマである「万葉のこころ」を見つけ、
日本人としての「こころの文化」を再発見していただければ幸いです。
犬養節、知っていますか?
小学校か中学校のころ、NHKだったか奈良テレビだったかで毎日のように万葉集を犬養孝氏が詠んでいたのを覚えております。
で、今回初めての企画でしょうか、イヤホンガイドが貸し出されていました。
犬養節、懐かしい・・・
吉野喜佐谷
雲乱れる雷丘 早春の興福寺五重塔
飛鳥川稲淵石橋 飛鳥川上流初夏
薄雪の大原の里 六田の渡し
二上山暮色
最近どうしていらっしゃるんだろうと、相方と話をしていたところでした。
こちらは寒い毎日が続いております。
昨日は雪が舞った奈良市内、
積雪もほとんど無かったのですが関東地方は大雪で、
公共交通機関はほぼストップ。
成田行きの国際便の一部は関空に着陸を余儀なくされたようです。
また、お会いできる日を楽しみにしています。
やじさん、写真が一段と上達されたように思います。
(偉そうに、ごめんなさい!)
どういうはずみか、ブログをくくっていたお気に入りファイルがリストのずーーーっと下のほうに行っており、
それに気がつかないまま、「何か忘れているような」
気持ちになりながら、長いことそのままになっていました。
僕のPCから、奈良の空気がさーっと流れてくるような
気持ちになりした。ありがとうございます。
また、ちょくちょくここに来ますね。