術後6日目-② 【 2007 5/3 】
11:40 やっと舌の痛み止めが届くが、処方されたのは「リンデロン」ではなく
『口腔用デキサルチン軟膏』(チューブタイプ)
研修医が私の症状を聞いて、この薬を処方してくれたもよう。
これは通常の軟膏と違い、舌に塗った後、ねちゃ~っとじっとり貼り付き
傷口を被ってくれる感じ。
ただし、使い方もただ塗れば良いって訳ではなかった。
【 デキサルチンの使い方 】
① 手(特に指先)を洗う。
② 口中をすすぐ。
③ デキサルチンを少量指先につける。
④ 患部に、すり込まないように、静かに伸ばすようにつける。

デキサルチンを塗布した後は、つばを吐いたりうがいをしない。

塗布後30分は飲食しない。(薬がはげちゃうから)

食後や就寝前など1日数回塗布すると効果的である。

塗布後はチューブの口の周辺をふき取り、保管する。
デキサルチンを塗布すると、傷口をカバーしてくれるので
患部の痛みが軽減するのですが、
それ以外にも、縫合したところの糸がほつれて飛び出し
ほっぺの内側や歯茎に当たってちくちく痛かったのがず~っと続いていて、
小さなストレスが「ちりも積もれば山と」なり、
イライラしていたけど、これもかなり軽減されました。
患部に塗布するのは一手間だけど、なかなかよかったです。

病院食めにゅ~
朝 五部粥 シュウマイ煮 皮むきナス煮 麩煮 具なし味噌汁 プリン
昼 五部粥 ゴマ豆腐しょうゆあんかけ カリフラワー煮 じゃが芋柔らか煮
牛乳 青リンゴゼリー
夜 五部粥 たらと里芋の煮物 ほうれん草ゼリー寄せ 豆腐万頭煮
ふかひれスープ

この病院では病室が部屋ごとに男性と女性で分かれています。
大部屋はベッドが4床で、カーテンで自分の周囲を仕切る事が出来ます。
ただし、部屋と廊下を仕切るドア(引き戸タイプの防火扉のような)は
個室で無い限り、原則、勝手に閉める事はできません。
なので、2部屋、3部屋離れていても、大きな音は丸聞こえです。
この日、通路向かいに入室されているおじさんとおじいさんの境目くらいの
男性が、朝っぱらからそりゃあもう横柄な態度、大きな声で
看護士さんを怒鳴りつけたり、
その方は口腔外科で入院されていたんですが、もともとは
同病院の循環器科でハルシオンを処方されていたようなのですが
入院時の主治医(口腔外科の先生)が、
入院中に処方された口腔外科での薬とハルシオンは飲み合わせが悪く
危険なので、ハルシオンを中止した事に腹を立て、
看護士を脅してハルシオンを処方させようとしたり、
先生を呼び出して30分以上もずっとけんか腰に怒鳴りつけて
口論していたり、先生の説明なんてまったく聞く耳持たずって感じで
もーうるせ~のなんのって。
ものすごいストレスになりました。
もう少し、周囲の迷惑を考えろっつ~の。
それにしても、この所新聞などでも問題になっていますが、
ちまたでは患者さんからお医者さんへのモラルの無い言動や行動が
増えているらしいですね。
お医者様から患者さんへの「ドクハラ」も問題だけど
みんな、もっと違う言い方、表現方法を考えられないんですかね。
日ごろの通院や入院で病院にお世話になりっぱなしの私ですが、
ほんとにお医者様や看護士さんはたいへんだな~、
激務をこなしていてすごいな~、立派だな~と、関心しきりでございます。