新作レンタル、その2。
★「それだけが、僕の世界」
母に捨てられた過去を持つ元ボクサーのジェハ(イ・ビョンホン)
天才的なピアノの才能サバン症候群のジンテ(パク・ジョンミン)
その兄弟の母親(ユン・ヨジョン)
この3人のアンサンブルが素晴らしい作品でした。
ジェハの交通事故の相手が思わぬ形でこの兄弟に関わってくるという展開もなかなか面白い。
でも、まぁ何といってもイ・ビョンホンですよ。
スーツの似合うパリッとした役や硬派な役のイメージが強いイ・ビョンホンが
髪の毛ボサボサ、服もヨレヨレ、パッとしない役を熱演。
兄弟でテレビゲームをするシーン、何度やってもジンテに勝てずムキになっていくところとか
ジェハの負けず嫌いな性格をうまく表現してると思ったし、とても好きなシーンの一つです。
あと、母親に対してのわだかまりや心の傷を抱えながらも母の愛情を求めるという心の動きもしっかり伝わってきて、
やっぱりイ・ビョンホンすごいなぁと思いました。
パク・ジョンミンはピアノを猛特訓したとか。
もちろんジンテも魅力的な存在として登場。
ジェハに殴られるのが怖くてヘルメットをかぶってみたり、兄弟のやり取りにクスッと笑える場面がいくつもありました。
ジェハと母親がワインを酌み交わすシーンはとても印象的。
「レインマン」をふと思いさせるようなシーンに見えたラストもよかったです。
★「ブレス しあわせの呼吸」
ジョナサン・カヴェンディッシュは「ブリジット・ジョーンズの日記」を手掛けたプロデューサーなのね。
彼がずっと温めていたという今回の作品はご両親のお話だそうです。
その事実は映画を観終わってから知ったので、物語に出てくるあのジョナサンが作ったのか~とビックリしました。
1959年、ジョナサンの父親ロビンは28歳でポリオを患い、首から下が麻痺して人工呼吸器が無ければ2分と生きられない境遇に。
それでもロビンは妻ダイアナの支えにより人工呼吸器を携え自宅に帰り、加えて友人と発明した人工呼吸器付きの車いすでヨーロッパの旅に出るほどエネルギッシュな人生を送っていく。
確かに裕福な家庭環境があったにちがいないが、人工呼吸器付き車いすを世の中に広める活動をし、病院でしか生きることができなかった患者に新たな道を開いた功績は大きいことだと思う。
物事には最初というものがあるんだろうけど、その一端に触れることができる作品でした。
彼がずっと温めていたという今回の作品はご両親のお話だそうです。
その事実は映画を観終わってから知ったので、物語に出てくるあのジョナサンが作ったのか~とビックリしました。
1959年、ジョナサンの父親ロビンは28歳でポリオを患い、首から下が麻痺して人工呼吸器が無ければ2分と生きられない境遇に。
それでもロビンは妻ダイアナの支えにより人工呼吸器を携え自宅に帰り、加えて友人と発明した人工呼吸器付きの車いすでヨーロッパの旅に出るほどエネルギッシュな人生を送っていく。
確かに裕福な家庭環境があったにちがいないが、人工呼吸器付き車いすを世の中に広める活動をし、病院でしか生きることができなかった患者に新たな道を開いた功績は大きいことだと思う。
物事には最初というものがあるんだろうけど、その一端に触れることができる作品でした。
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