カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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B年 年間第11主日

2015年06月09日 | 神父様からメッセージ(B年)


 「カトリック教会の教え」から
「カトリックの典礼」
 神様と人間とが一緒に生きるようになって、典礼はイエス様に従う者にとって、信仰生活の欠かせない恵みの場となっています。カトリック典礼には人間が行動を通してイエス様に一所懸命に願って、神様にとりなしていただくだけではなく、教会で会衆と共に典礼を行うと神様が主役として人間と一緒になって、ご自分の赤心を表しながら人間の幸せと喜びを求めて導いてくださいます。 典礼は言葉と所作で歴史を渡って、民衆の習慣と文化に対話しながら、定められています。典礼に特別に注目すれば、神様によって人間がより高い世界に吸い込まれています。そこで呼びかけられる聖霊は、典礼を行うところに降り、その場で言葉に特別な力を与えて、行動により大きな効果の恵みをもたらして、語られることを実現します。二千年の歴史を渡って作りあげられたカトリック教会の典礼の中で新たな目で、つまり神様の目で世界に対する神様の愛と慈しみの歴史を見ることができます。誰でもそれぞれの自分の人生の歴史を、素晴らしい刺繍のように、神様自身の愛の約束の計画を見ることができます。全世界で同時に、どこででもまったく同じようにカトリック教会の典礼を行う時に、神様が特別に人間の人生に入り込んで、始めから成し遂げられたように人間を救われた時と場所を記念します。つまりイエス様自身がされたこととまったく同じように、典礼の中で今でも聖霊の働きによって神様が人間の生活の中において、イエス様が教えられたみ言葉の恵みと喜びで人の人生を満たしてくださっています。
                                       モヨリ神父