原始林の中の老人ふたり

秋晴れの今日は、母を散歩に連れて行こうと思っていました😃

熊の出没があってから、全く行くことがなかった森林公園に車でいって、ほんの少しだけ歩くつもりでしたが

母は、どんどんすごいスピードで

森の奥に入って行きます

今咲いているのは、トリカブト

蝮草の実？

私もこの森を歩くのは、８年ぶりくらいでしょうか

ついつい、植物を探してしまいました

母は、私のかける言葉を聞こえないかのように、奥へ奥へ進みます

もう、そろそろ引き返そう！と、言っても

全く無視…(・。・;

もう少し、もう少しと言いながらも、脚は

疲れがみえます

水を飲もうよ！って声をかけても、

まだ、飲みたくない！

と、拒否

熊がでたらいやだから、そろそろ戻ろう！っと言えば、

ラジオの音を高くして！

と…答えます

結局、片道２キロ、往復で４キロの起伏のある道を歩きました。

ベンチを見つけては、座り込み、その間

蚊になんども刺されながらも、

なんとか　戻ることができましたが

もしも、動けないほど、疲れたり、具合が悪くなったらと不安はつきませんでした。

 

もう、森は、連れて行かないからね　(~_~メ)

わかった！もう、１年くらいは、いかなくてもいいから！と母。

老女ふたり、熊の餌食にならずに

帰ってこれて、めでたし？

　

今日の母は、また、森を歩ける喜びに

火事場の馬鹿力を出したようなもの、

でした