少し前 夫の妹さんが 家に立ち寄ってくれた機会に
姑の事で 相談したいことがあって、話をしました。
その中で 妹さんは、「親の愛情を あまり感じなかった・・早く家を出たかった」と。
自分の進路も勝手に 決められて 希望を口にすることも、 選択することも 出来なかった、と言います。
聞いていた私が 泣きそうになりました。
夫も幼少時に遠くの親戚の家に 数年預けられたことがあり
私に 寂しかった・・・と言ったことが あります。
60数年前 不毛の地だった当地を開拓することは
想像を絶する闘いだったと 思いますが、
今の温厚な義父とは 想像もつかないような親の姿を 知り、衝撃を受けました。
時には 鬼のようにもなって、家族のために 先頭に立って働いたのでしょう。
家族の心を 察してあげる余裕など 無かったのでしょう
家族にとっては
心の隙間は オトナになっても
寂しく 埋まらないのかと・・・
夫の妹さんは 結婚するときに
自分とは 正反対な・・
温かい家族関係で育ったご主人を選んだ、と言って 笑っていました。
(いつも明るく 笑顔を絶やさないご主人で そばにいるだけでほっこりするような方です。)
親として 注いだ 愛情は どれほどだったのか
年老いて 自分が子供にかえっていくときに
まざまざと、わかるものなのでしょうか
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