大崎と言えば伝説に残る行列で大ブームを起こした「六厘舎」創業の地。
あまりの行列に近隣住民からクレームが出て、2010年にやむなく休業、その後2014年に「東京ラーメンストリート」で再開し、未だ行列が止まない人気店として健在です。
その後、創業の地・大崎で週1回の限定復活をしたと聞いていましたが、その大崎に行ってみたらどうやら、新しいビルの1階で普通に毎日やっているとか。
ほぉ、何やら綺麗なお店ですな。
店に入ると、過去のお店の暖簾に寄せ書きされたものが飾られています。
どうやら、100人並んで2~3時間末だった頃のもので、「二時間半待った甲斐がありました!」などなど。
自分はその頃の行列を知る由もないので、何はともあれ自販機で「つけ麺(小盛)(780円)」をオーダーしました。
麺は遠慮に遠慮して小盛です。
つやっとしていて、きれいに盛られています。
まずはその麺を一本。
うーん、思ったよりもっちり、というか少し柔らかいかも。
もっちりも良いのですが、歯応えのある麺を冷水で締めて、ぎゅっとした歯応えがあるのが特徴のはずですが。
つけダレは相変わらずの濃厚豚骨魚介。
つけます!
うん、濃厚かつマイルドなつけダレは健在ですね。
麺は冷えているので、好みで「もっちり」という人と、悪い意味で「柔らかい」という人で別れる気がしますが・・・。
これが「あつもり」だったら明らかに「柔らかい」になっちゃうような気もします。
チャーシューは少し脂が目立つロース肉。
味つけは良いと思いますが、噛みちぎるのにちょっと力が必要。
もう少し薄切りにするか、角切りのほうが良いような気も。
海苔に浮かべた魚粉の他に、別添えの魚粉があるのは良いですね。
他に胡椒等々の味変トッピングも。
そして、ラストはスープ割。
「残ったスープの1/3くらい」と書かれており親切です。
割りスープは他のお店同様カツオでしょうかね。
相変らずの美味しいスープ割です。
ただ、伝説の創業の地の面影はいずこ(行ったことはないのでわかりませんが、やたら小ぎれい)、創業者が作るわけでもなく、当時の暖簾が展示されている博物館的なお店でしたが、つけダレの味は相変わらず濃厚マイルドで美味しかったです。
ただ、麺の茹でかげんはどうなんでしょう。
他のお店もこうなら、チューニングか調理法が変わったということになりますが・・・。
12月は7食めで、2019年通算175食(116すすり42つけ17まぜ)になりました。
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