昨日ラグビー日本代表メンバーの残りのメンバーが発表されました。
(年齢・キャップ数は8月18日時点、☆はRWC2019代表メンバー)
LO
サウナキ アマナキ コベルコ神戸スティーラーズ(26歳/0Cap)
ワーナー・ディアンズ 東芝ブレイブルーパス東京(21歳/7Cap)
ヘル ウヴェ クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(33歳/18Cap)☆
FL
ピーター・ラブスカフニ クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(34歳/16Cap)☆
前回発表メンバーからLOジェームズ・ムーアがコンディション不良で離脱することとなったとの発表でLOから3名の追加選出となり、FLのラブスカフニも選出されています。
前回発表後の予想では、テストマッチの主力だったアマト・ファカタヴァが回復見込みならLOの1番手と見ていましたが、入らなかったということは残念ながら回復が間に合わなさそうです。
ワーナー・ディアンズは逆に回復が間に合う見込みとなったと言うことでしょうが、テストマッチ出場0の為、イタリア戦に間に合うかどうかがカギになり、間に合わない場合は本大会ぶっつけになります。
サウマキ・アマナキはテストマッチの出場もなく、第三SHと目されている福田同様にCap0での選出。イタリア戦での出場が予想されます。
ヘルウヴェはLO追加選出の最有力でしたのでコメントなしと言うことで・・・。
ラブスカフニはFL/No.8の層の薄さを補うピースとして選出されました。
FLも務められるアマト・ファカタヴァが選出されず、ファウルア・マキシとの比較となる中で、経験とジョセフHCの信頼が勝ったということでしょうか。
3試合の出場停止が短縮されない場合、プール第二戦のイングランド戦も出場不可となります。
最も実力が劣るチリ戦で消耗せずに勝ち、短縮が可能になってイングランド戦で復帰と言うのが理想的なシナリオですが・・・。
FBの追加選出はありませんでしたね。
LOにFLも兼務可能なアマト・ファカタヴァ、LOのヘルウヴェと、FB追加の1名かなと思っていましたが、消耗が激しいと予想されるFWのみの追加となりました。
ただし、アマト・ファカタヴァは大会中の回復を見込んでか、バックアップメンバーでの選出でイタリア遠征以降に同行することになっています。
そして、バックアップメンバーには若手で成長株のFL下川が選ばれ、LOのサナイラ・ワクァは代表候補も飛び越しての選出。
個々の力を確認しつつチーム力を上げるはずの5連戦でけが人や退場者を多く出すという想定外の出来事が連発しましたが、イタリア戦はどのような位置づけにするのかも興味深いです。
ベストメンバーの最終確認でスタートして、後半は起用の少なかった選手の試合勘の戻しかなと個人的には思っていますが。