もむでんブログ

調布市のラーメンレベル高し!もちもち手打ち麺の中華蕎麦頂きました(手打ち麺祭 かめ囲@柴崎)

調布市の方に出かける用事がありまして。

京王線を利用するわけですが、沿線でラーメン店を調べたら結構レベルが高いことに驚きました。

仙川駅には駅から遠いにもかかわらず連日行列の「中華そば しば田」、隣駅のつつじが丘駅には「柴崎亭 つつじが丘本店」、さらにもう一駅隣の柴崎駅には「手打ち麺祭 かめ囲」があって、いずれも食べログ3.8以上!!

「中華そば しば田」に至っては3.95ですが、「宅麺.com」で二度ほど食したのと、やはり駅から遠い。しかも今日の目的地は2駅隣の柴崎ですしね。

で、今日はつつじが丘の「柴崎亭」に、目的地から一駅歩いて行ってみることにしました。

実質、目的地は二駅の中間点でやや柴崎よりなので、全然歩ける距離ですし、帰りは急行止まるしと、利便性も考えてみました。

開店20分以上前に着いたのですが、お店の前のベンチに座ると、次々と人が現れ、先に待っていた人と話し始めました。

あれ?何かおかしいな・・・。

すると、お店から店主らしき人が出てきまして。

「大変残念なお知らせなのですが・・・。」

と切り出し、お店は記帳制で11時からは限定麺のお客様のご案内になり、12時以降なら記帳頂ければご案内できますよ、と。

うーむ、駅前で暇潰すにしても1時間20分以上か・・・。

 

よし、じゃあ今から急いで移動して柴崎駅に戻って「手打ち麺祭り かめ囲」にしよう。

で歩いて行ってみたら、開店3分前に着いたら既に15人ほどの行列。

うむ・・・。まあ、折角歩いたし、多分二巡目位で入れると思うので並びましょう!

 

そして、11時にお店は開店し、待ち客はぞろぞろとお店に入って行き、自分の目の前のお客がお店に入ったところで一旦ストップ。

お店を覗くと、席はカウンター10席の様子。そして店内待ち席が4席。小さな子供連れ家族がいたので、自分は実質15番目ですね。

よし、二巡目で行けそうなので概ね30分待ちかな?

 

先に食券を購入して並ぶスタイル。

今日はやっぱり左上から攻めるべきなので「手打ち中華蕎麦 醤油(980円)」にしよう。

お店の入り口に貼られたメニューも改めて見ると・・・。

「手打ち中華蕎麦」は醤油と塩、「あぶらそば」は鶏油と煮干があるようです。

油そばも気になるな・・・。

 

そして、20分ちょっと待って、11:30には一人目が退店。

ただ、意外に遅いですね・・・。

その後11:40頃には店内に案内され、待ち席に着いた瞬間にカウンターに案内されました。

 

どうやら、たまにバンバン音が聞こえましたが、麺は店名通り手打ちなのですが、麺を切るのは提供食前のようです。麺も太そうなので茹で時間も長めかもしれません。

基本、調理は男性一人なのでその分時間がかかるようで。

しかし、それはそれでお店の特色ですし、何度も来ている人はそれも承知で並んでいるでしょうしね。

何よりも美味ければ良し!

 

そして着丼です!

「気まぐれ肉ご飯(380円)」もつけちゃいました。

 

ラーメンをアップで・・・。

薄濁りのスープに、いかにも手打ちらしい太麺が見えますね。

 

スープは豚と鶏と煮干あたりでしょうか。

こだわり書きにも、「湘南鶏どり」と「黒さつま鶏」他複数の鶏に、豚や乾物を使っていると書かれていましたね。

舌の奥に残るしっかりした旨味は、もちろんこってりではありませんが淡麗系とも少し違う、準あっさり系とでも言えば良いでしょうか。

旨味は濃いのですがしつこくなく、醤油ダレとのバランスも良く、後を引く感じです。

 

麺は幅広ですが少し短いような・・・。

しかも、幅も厚さもばらつきがあって、麺ごとはもちろん、噛むごとに微妙に食感が異なって面白いです。

こだわり書きを読むと、うどん粉「麺祭」を使い、薄力粉「かめ特上」など複数種類の小麦を使って、踏みと寝かしで2日間かけて熟成させた麺帯を茹でる直前に着るのだそうです。

幅広のピロピロな部分に良スープが絡むのも良いですね。

 

 

こっちの麺はかなり長いです。

麺を伸ばす際に真四角に伸ばすわけではないので、切った場所で多少長さの違いが出るのでしょうか。

 

はごたえをのこしたガリガリ系メンマはカットの形も独特です。

色は濃いめですが、味は濃くないです。

 

チャーシューは二種類ですかね。

ももあたりの脂身の少ないブロック肉と

 

適度に脂の乗ったロース。

トッピングはあとは二種類のネギだけという潔さ。

麺とスープにこだわりと自信が現れています。

 

そして「気まぐれ肉ご飯」です。

ん?これは鴨肉?

 

お肉トッピング追加で鴨ロースの低温チャーシューもあるようなので、そのお肉を使っているのか。

ねぎと、生姜の効いた醤油ダレがかかって美味いです。

肉がご飯のボリュームの割にちょっと少ない印象ですが、生姜の効いたご飯を食べてスープを飲むとループしちゃいますね。

 

いやあ、なんだかんだ50分くらい待ちましたが、待った甲斐はあったかなと思いますね。

 

この濃密な旨味だと、塩でどうなるのか食してみたいし、この麺での油そばも気になる・・・。

ただ、この界隈に来ることは恐らく当面ないでしょうね・・・。

お店の存在を忘れないようにして、近くに来たら是非再送したく思います。

 

しかし、最近手打ち麺やもちもち系の太麺が結構人気ですね。

中華そば系はちぢれ麺でスープを持ち上げるタイプ、細目の麺でスープを麺と麺の隙間に絡めるタイプが主流でしたが、淡麗系より強くしたスープにもちもち太麺の組み合わせも増えてきました。

 

今後はどんなトレンドになっていくのでしょうね。

 

7月は11食目で、2023年通算90食(70すすり13つけ7まぜ)になりました。 

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