芳醇な鶏の旨味を追求した新宿本店、そして品川店と違い、「みなと」の名に込められたのは魚介系。
品川店のファンとしましては、みなと店の看板メニュー「真鯛の塩らーめん」をいつか食べたいと切に願っていましたが、その機会は突然訪れることに！
が！！
「麺屋 翔 みなと限定メニューのお知らせ」
何ィ！！
「クラムチャウダー風らーめん（1,150円）」だとぉ・・・。
「真鯛の塩らーめん」はいつかまた食べられる。
ならば！
食すしかあるまい！
「クラムチャウダー風らーめん」を！
スープは・・・。
おぉ・・・アサリと蟹が香る・・・。
これは魚介の濃厚な旨味に奥深いマイルドさがある点ではクラムチャウダーっぽいですが、牛乳やクリーム感はなく、ラーメンらしい仕上がりになっています。
少しざらつくと言えば聞こえが悪いですが、クラムチャウダーに使う野菜をペースト状にした海鮮ベジポタ系のようです。
多分ですが鶏をべースにし、牛乳やクリームの類は使わずに野菜と海鮮で甘みと奥深さを出しているようです。
麺は歯切れの良い細目のストレート。
スープが良く絡んでいい相性ですね。
すする度ごとに貝と蟹が香って良いわ～。
肉は・・・。
鶏ももの大ぶりの角切りですね。
プルンとした皮に適度な脂の乗り、柔らかな肉質。
見た目から動物系を排除しても良いですが、ベースに鶏を使っているならありです。
アサリはやや小ぶりですが、原価を考えたら致し方なしか・・・。
粉チーズが別添えで、味変に使います。
おぉ、海鮮ベジポタ系ラーメンからさらに洋風に寄せられますね。
いい感じの味変です。
フランスパンに乗っているのはカニ味噌のペースト。
食べ進んででこれが溶け出したらまた濃厚さに輪がかかります。
手が込んでるなあ、これ・・・。
1,150円もしょうがないかもしれませんね。
で、この美味しいスープを食べてて思ったこと・・・。
追い飯でリゾット風で締めたい！
100円で少ライスをオーダー。
よく混ぜて食べたら・・・。
これ、マジ美味い！
別添えのチーズを残しておいて追いチーズしたら、さらに美味し。
いやあ、「みなと店」の限定もレベル高いですね。
最後まで楽しませてもらいました。
ちなみに、この「みなと店」の店長は、品川店の以前の店長。
顔を覚えてくれていて「お久しぶりです！」と。
うれしいですねえ。
ラーメン店にも数多く行っていますのが、薄く広くなので、顔を覚えてくれているのも頻度の多い品達の「麺屋 翔」と「つけめんTETSU」の接客リーダーの方ぐらいですかね。
この2店に共通するのは、しっかしたベースの定番を持っていて、限定にもチャレンジする姿勢です。
なので、飽きずに行けるという意味で回数が増えているんでしょうね。
12月は8食めで、2019年通算176食（117すすり42つけ17まぜ）になりました。
