日本は「3勝1敗でベスト8進出」が目標でしたが、多分国民のほとんどが「7大会で1勝のチームが3勝するわけないでしょう」と思っていたと思います。
かくいう私もその一人。
しかし、過去2回優勝の南アフリカに初戦で歴史的金星を挙げると、中三日のスコットランドには完敗したものの、サモアに完勝ともいえる勝利で歴史的な2勝目を飾り、残るアメリカ戦に公約の3勝目を賭けています。
その日本、ジョーンズHCの元、80分走り負けないスタミナ、押し負けないフィジカルをベースに、日本らしい組織力を加えてチーム力を上げるという、なかなか緻密なチーム作りをしていたとのこと。
恐らく「3勝1敗」の公約も、初戦の南アフリカ戦と次のスコットランド戦のいずれかで1勝と言うスケジュールを考慮したプランがあったのは想像できます。
前置きが長くなりましたが、今回の大つけ麺博、10店舗×四陣という過酷な日程を乗り切るには、ジョーンズHCが行ったようなスケジュールも加味した緻密な戦略が必要です。
これからは「食べたことのないお店orどうしても行きたいお店」に絞るなどと言う逃げの戦略はやめ、どうやったら各陣10店を制覇できるかを考えて行きたいと思います。
そして今日から第二陣の開幕。
今週末は3連休ですので、家族サービスを考えると恐らく1日の出陣が良いところ。
さらに、13日は昼営業のみで、自分の仕事はパンパンと絶望的な状況。
そうなると、8日・9日の2日で如何にたくさん行くかが運命の分かれ道。
ラグビー日本代表の中3日張りの過密日程を強いるしかない・・・。
そんな折、午前中外出の予定があり、今日も昼営業に出撃。
過去の出店でも自分の評価の高い、栃木から出店の「中華蕎麦 サンジ」へ。
2年ぶりの出店でしょうか。
その2年前は個人的なランキング1位に推しています。
今回の出品作は「サンジのつけめん」。
一昨年、3年前と同じネーミングですが、ルックスは結構変わっています。
その違いとは、つけダレの表面の泡。
ハンドミキサーを用いていたようですが、ポルチーニ茸のエッセンスを加えたクリームを浮かせたそう。
メニューの写真では泡立っていなかったですけどね・・・。
麺は極太のストレート。
冷やしもしっかり、歯ごたえのある麺です。
頂きます！
なるほど、一昨年と3年前同様、鶏と豚骨と煮干しの濃厚つけダレに、ポルチーニ茸のふくよかな旨味と風味が加わってただ濃厚なだけではない味に仕上がっています。
まあ、表現が難しいですが、これは美味いというしかないでしょう。
具はつけダレに浮いているネギと、中に潜んでいる角切りチャーシューとメンマ。
そして、追加トッピングは生玉ねぎ。
これは過去なかった具ですね。
と言うか、ここは毎回変えて新しチャレンジを見せてくれています。
スープ割はチーズを加えたトマトのオレガノ風。
残った具とともに頂くことで食べるスープみたいになり、かつ魚介や豚骨などベースのスープで割ることである意味同じ系統の味になりがちなスープ割を、全く違う味に仕立てる工夫には脱帽です。
10月は11食目で、2015年通算106食（72すすり・29つけ・5まぜ）になりました。
