世田谷区の駒沢オリンピック公園内にある駒沢競技場です。
何をしに行ったのかと言うと、新リーグ発足を盛り上げるべく、今週もラグビー観戦です。
今日は開幕説に続いて二度目の東芝ブレイブルーパス東京（BL東京）の試合。
開幕節こそ東京サントリーサンゴリアスに派手なトライの応酬で敗れましたが、その後は1不戦勝も含めた2連勝で3位に順位を上げています。
今日のスタメンです。
あれ・・・？
リーチマイケルいないじゃん。
どうやら、開幕節で途中交代した後、第二節は欠場し、前節は不戦勝でしたが傷がいえなかったのですかね。
残念・・・。
今日はブレイブルーパスのホストげーうということで応援グッズをもらいました。
裏がメンバー表になっているハリセンとキーホルダーです。
そして、両チームメンバーの発表です。
本日の対戦相手、トヨタヴェルブリッツ（トヨタV)には、2019年ワールドカップで「ジャッカル」ブームを巻き起こした姫野がNo8で先発。
ワールドカップの後、トヨタの試合も見ていませんし、昨年は海外挑戦していたので、ワールドカップ以来の生姫野です。
そして、FLにデュトイ、FBにルルーと南アフリカ代表が名を連ね、他にも日本代表歴のあるPR木津、CTBマレ・サウ、WTBトゥポウなどの豪華メンバー。
むむ、選手の名前だけでやるものではないがこれはなかなかのメンバー。
一方のBL東京。
左FLには日本代表の徳永。
いつものリーチのポジションですね。
右のFLにはNZ代表マット・トッド。
SOには同じくNZ代表歴のあるトム・テイラー。
そして、No8に山本、SHに小川など、こちらも日本代表歴のある選手がおり、負けじと好メンバーです。
マスコットと大フラッグでの演出から・・・
息の合ったチアの応援と、なかなかの盛り上げぶり。
さあ、選手も出てきました。
サッカーとは違って、各チームバラバラにグランドに入ってきますｗ。
キックオフはトヨタV。
キックオフをする側が横一列に並ぶのがラグビーの特徴ですね。
試合は開始数分で右ラインアウトからモールで起点を作り、SH小川が軽やかな身のこなしで先制トライ。
コンバージョンも決め、その後PGも得て10-0とBL東京リード。
しかしトヨタも負けてはおらず、右ラインアウトから左に展開。
最後はWTB岡田が見事なステップで抜け出して中央にトライ。
コンバージョンもこの位置だとさすがに決まりますよね。
10-7になりました。
その後も一進一退の攻防からBL東京がPGを得て13－7。
しかし、今度はトヨタＶが右ラインアウトからモールでそのまま押し込んでトライ。
コンバージョンも決めて13-14とついに逆転に成功。
この後、トヨタVがさらにPGを決めて前半は13－17で終了。
両チームともなかなか締まったプレーで良いゲームを見せてくれています。
そして、後半に入ると、開始直後にまたしても東芝がトライ。
中央から右サイドライン際に多くパスを出し、日本代表歴のあるWTBナイカブラが鮮やかなステップでかわしてトライに成功。
このコンバージョンもきっちり決めて再逆転に成功。
BL東京が20－17で3点リードとします。
しかし、今度はトヨタVがPGゲット。
しっかり決めて同点に。
更にトヨタV優勢は続き、BL東京の反則からPGを得ます。
長い距離のキックでしたが、しっかり決めて決めて再々逆転。
そして今度はトヨタV陣内での販促でBL東京のPG。
これも決まって23－23。
すげえ試合です。
こりゃどっちに転ぶんだ・・・。
しかし試合は意外な展開に。
トヨタVが更にPGで3点を奪って23－26。
BL東芝ボールをトヨタVが自陣でボールを奪うと、約70mを独走。
東芝のCTBタマニバルが良く追いついてゴールライン直前で止めたものの、そのタックルはユニフォームの襟に手をひっかけたもので、ペナルティトライで7点を献上、しかもタマニバルはシンビンに。
23－33の10点差となったことで、トヨタVは時間を使いながらボールを失わないように慎重に試合を進め、試合はそのままノーサイド。
最後はペナルティトライとシンビンで勝負ありになってしまいましたが、実力は紙一重で伯仲した好ゲームでした。
これで2勝1敗同士の対決はトヨタV勝利を収めました。
BL東京惜しかったな・・・。
リーグは明日の試合もありますが、全16試合の1/4を終えることになります。
ディビジョン1は12チームと昨年のトップリーグより4チーム少ないチーム数で、そこに日本代表だけではなく各国の代表クラスも揃えたメンバーを各チームとも揃えていますので、今後も目が離せない展開になりそうですね。
