さて、私の脳内妄想で決定したFIFA WORLDCUP2022の16強。
これまで日本は1大会ごとにグループステージ敗退を繰り返してきましたが、私の妄想ではついにそのジンクスを破りました。
次のジンクスは日本に8強の壁です。
さて、16強の顔ぶれを見てみましょう。
GroupA1位:オランダ ー GroupB2位:アメリカ
GroupC1位:アルゼンチン ー GroupD2位:デンマーク
GroupB1位:イングランド ー GroupA2位:セネガル
GroupD1位:フランス ー GroupC2位:メキシコ
GroupE1位:スペイン ー GroupF2位:クロアチア
GroupG1位:ブラジル ー GroupH2位:ウルグアイ
GroupF1位:ベルギー ー GroupE2位:日本
GroupH1位:ポルトガル ー GroupG2位:セルビア
(※試合時間順ではありません)
ドイツを日本に敗れさせた以外は無難ですねえ・・・(苦笑)。
日本は自国ですから贔屓しないわけにいきませんしね。
そして、贔屓と言えば選手時代大好きだったストイコビッチが監督のセルビアをスイスに競り勝たせました。これは番狂わせというほどではありませんが。
では各対戦を見ていきましょう。
オランダ対アメリカは、前回大会を経験していないチーム同士になりました。
メンバーが若いアメリカは、次回カナダとの共催に向けて1つでも勝ち進みたいですが、さすがにワールドカップを経験していないメンバー主体でのオランダ相手は荷が重いか。
ここはタレントの質量でも優るオランダが勝利。
アルゼンチン対デンマークは、ボール保持率で上回るアルゼンチンをカウンターで脅かすデンマークの図式ですが、メッシを囮にマルティネスが決めてアルゼンチン勝利。
イングランド対セネガルは、アフリカ勢に強いイングランドの伝統が勝ります。
得意のセットプレーからケインが決めイングランド先制も、セネガルは自慢のサイド攻撃から反撃し同点。その後一進一退の攻防が続くも、最後はイングランドがまたしてもセットプレーから押し込んで決勝点。
フランス対メキシコは、ポグバとカンテを欠くフランスの中盤に強いプレスをかけるメキシコが優位に試合を進めるも、セットプレーからも点を取れるのがフランスの強み。
グリーズマンのフリーキックにベンゼマが合わせてフランスが辛勝で8強進出。
スペイン対クロアチアは互いにレベルの高い中盤での組立てから攻め合う好ゲーム。1点ずつ取り合って延長突入も決着つかず、PK戦でスペインがクロアチアを撃破。
ブラジル対ウルグアイは2大会前に続いてRound16で激突。
隙のないブラジルに、堅守と手数をかけない攻撃で対抗するウルグアイ。しかし、タレントの質量ともに上回るブラジルが決めるべきところで決めて快勝。
ベルギー対日本は前回大会で日本が苦杯をなめた因縁の組み合わせ。
日本は前回を経験したDF陣が落ち着きを与え、前半は1トップ前田の起用でボールの出所を抑えながら攻め急がない試合展開。
後半に浅野と柴崎を入れて縦へのスイッチを入れ、回復した三苫は後半途中から登場。試合はお互いに決め手なく延長に突入し、ゲームを決めたのは三苫のドリブル突破。エリアに侵入したところでベルギーはたまらずファウル。このPKを鎌田が沈めて、日本が初のベスト8進出!
ポルトガル対セルビアは攻撃的なチーム同士の好ゲーム。
点を取りあう好ゲームも、決定力はC・ロナウド頼みのポルトガルに対し、2トップが強力なセルビアはシャドーのタディッチも絡むセルビアの攻撃が勝り、決勝点はセルビアに。
これでベスト8が決定しました。
オランダ―アルゼンチン
イングランドーフランス
スペインーブラジル
日本ーセルビア
オランダ対アルゼンチンは攻撃志向の強いチーム同士の見ごたえあるゲーム。
三度目の指揮となるオランダのファン・ハール監督は指揮を執った2014年にスペインを破ったように、周到な準備でアルゼンチンを苦しめます。
デパイのゴールからオランダが先制、しかしアルゼンチンもマルティネスが決めて同点に。
そして、今回ベテランと若手が融合し、南米選手権も制して自信をつけたアルゼンチンの総合力はやはり高く、終了直前の土壇場でメッシとマルティネスのホットラインが再び炸裂。難敵オランダを振り切ってアルゼンチンがベスト4に。
イングランド対フランスは欧州同士の為グループステージで同居することが少なく、また決勝トーナメントでもなぜか近年の対戦がない両チーム。前回大会は両チームの決勝を期待していましたが、イングランドが準決勝でクロアチアに屈しました。
1982年グループステージ以来の対戦は、前半は様子見色が強い静かな立ち上がり。それでもサイドからケインをターゲットにしたシンプルな組み立てに二列目のスターリングが絡む攻撃は徐々にフランスを押し込みます。
互いに強みのセットプレーから1点ずつ取り合った後半は、運動量の落ちたイングランド守備陣をエムバペがスピードで突破して決勝点。
スペイン対ブラジルも近年のランキングの高さからグループステージの同居がなく、またフランスとイングランド同様にトーナメントでは”すれちがい”が多く、対戦は1986年のグループステージ以来。
スペイン全盛期の2010年に対戦していたらどうなったかを見たかったですが・・・。
中盤の実力は互角も、ブラジルはセットプレーでも流れでも点を取れ、またシンプルな裏へのパスやDFの間へのパスなど相手の嫌なところを突くのがブラジルの真骨頂。
前線の決定力にも勝るブラジルがスペインを下してベスト4進出。
日本対セルビアは、この状態で日本がどうなっているのかちょっと想像がつきません。
恐らく、怪我人が多い状態で招集したためこの時点でもベストの状態でない選手が多く、消耗しきっていると推察できます。
もちろん、状態が上がってきている選手もいると思いますが、これ以上を勝ち上がるには国そのものの経験値や格がまだ足りないのかなあと。
日本はここで力尽き、ベスト8の目標達成を置き土産に帰国することとなりました。
そして、セルビアは旧ユーゴスラビア含めて1962年大会以来のベスト進出。
準決勝です。
アルゼンチンーブラジル
フランスーセルビア
アルゼンチンとブラジルは、毎回恒例の決勝南米対決にしたかったのですが、そうするとどちらかがグループステージ2位になる必要があり、今回のチーム力ではそれはないと忖度せずにこの対戦となりました。
コパアメリカや南米予選でも対戦している両チームですが、予選は2引き分け、コパアメリカはアルゼンチンが1-0でブラジルを下しているものの最少得点での勝利で、実力は互角と見ます。
もうここまで来たら展開の予想も全然つかないですね。
3度目の出場のネイマールの悲願もむなしく、メッシとその仲間たちの世界一への意欲が勝って、アルゼンチンが決勝に進出します!
フランス対セルビアは実績やタレントの質・量ではまだフランスなのですが、セルビアも前回のクロアチア同様、技巧に優れた選手が多くフランスを苦しめます。
しかも、前線の決定力だけならセルビアもフランスに劣らないですが、ビッグトーナメントでの経験とデシャン監督の実を取る采配でフランスに1日の長があり、フランスが2大会連続の決勝進出となりました。
そして決勝はアルゼンチン対フランス。
前回1点差ながら内容ではアルゼンチンを大きく上回って見えたフランスですが、今大会では中盤の要のポグバとカンテを欠いており、試合終盤に次第にアルゼンチンがポゼッションを高めるとみます。
決勝点はまたしてもメッシとマルティネスのコンビで挙げ、アルゼンチンが1986年以来3度目の優勝を飾ります!
今度こそメッシとアルゼンチンの世界一だ!!
さて、今夜の開幕戦まで起きていられるでしょうか。
組合せ的にはそんなに魅力的ではありませんが(苦笑)。
この1か月は睡眠不足との戦いになりそうなので、お酒の量も減らして頑張って遅くまで起きていたり、朝方に起きたりしないといけませんね。