もむでんブログ

どこよりも遅いFIFA WORLDCUP予想!:グループリーグ後編

さあ、グループリーグ後編です!

 

いよいよ日本のGroupEです。

GroupE:スペイン、ドイツ、コスタリカ、日本

初戦は11月23日21:30のドイツ対日本です!

どう転んでもどう見てもドイツが格上です。

しかし、ドイツは各国同様直前までリーグ戦を行っていました。それは日本も一緒なのですが日本は中東での試合の経験があります。ドイツは直前のテストマッチ、オマーン戦では各選手発汗が尋常ではない感じで、各選手涼しい欧州から中東の気候に合わせることに手間取るのではないでしょうか。

1か月程度のキャンプ期間があれば慣れさせる時間もありますが、今回は日本も同じ立場ながら経験の有無で一日の長があります。

キミッヒとギュンドアン、そしてミュラーの中盤の三角形がドイツの生命線なので、そこをどうプレスにはめるるかがカギを握りそうです。そういう意味ではカナダ戦で遠藤と守田が欠場したことが気がかりですが・・・。どちらかでも復帰できれば、鎌田のボランチ起用もあるかもしれません。

ここはかなりひいき目の期待感も込めて、調子の上がらないドイツから虎の子の1点を挙げて守り切る展開で日本の勝利と予想します。

そして、スペイン対コスタリカ。

ここの所3大会連続出場のコスタリカは、2014年大会のグループリーグ首位とベスト8が記憶に新しいところ。守護神のGKナバスを中心にブロックを敷く過去の5-4-1システムから、予選は主に4-4-2で戦ってきましたが、スペイン相手だと再び5バックもあるかもしれませんね。

スペインは2010年の優勝メンバーがブスケッツのみとなり、東京五輪準優勝の中でも若手だったペドリが主軸で、ガビも出場する可能性があります。Euroでもベスト4と結果を残し、ここは番狂わせは起きず、スペインがきっちり勝つと思います。

第二戦は日本対コスタリカ。

一戦目を落としているコスタリカは、ここで日本に勝たないと決勝トーナメント進出の可能性がかなり低くなります。

本来守りに入るはずのチームが攻めに出るか、型を崩さずに守りからペースを作るかが未知数ですが、日本が相手ならある程度攻めてきそうです。

そこで相手の裏を突くのが柴崎の起用かもしれません。1トップは相手がボールを持つ想定の前田より、受け手となる上田や、裏に抜ける浅野かもしれませんね。両サイドの攻めもキーとなるでしょう。

ここは最少得点差でもしっかり勝ち切って日本の勝利を予想します。

スペイン対ドイツは本来ならこのグループの首位を占う一戦。

しかし、日本に敗れて後がないドイツはスペインのポゼッションに対してカウンターを狙えば良いものが、攻めるリスクを冒さねばなりません。前回大会ではそのようなプレッシャーの中でスウェーデンに勝ち切りましたが、今回は相手がスペイン。ドイツはボール保持は高められず、一方でスペインも前線の決定力不足で決定機をとらえらえず、スコアレスドロー。

第三戦、コスタリカ対ドイツは勝たねばならないドイツが主導権を握りコスタリカを攻め立てます。コスタリカも5バックに戻してナバスを中心にいなしますが、ドイツは最後の最後で決勝点。

日本対スペインは東京オリンピックでスコア以上に実力差を見せつけられました。日本はそのメンバーが今大会数多く出場し、スペインは更に実力で上回るメンバー。

東京五輪同様、スペインが攻めて日本が守る展開が続き、スペインが先制。

しかし、日本はこのままでも突破が決まる為、無理に攻めて消耗するリスクを避けてペースを落とします。対戦相手となるF組で首位突破するのがベルギーとなりそうだということで、ポゼッションで劣るクロアチアより前回対戦したベルギーとの対戦を選択。

スペインも勝利を手に入れられるためこのままタイムアップ。

1位スペイン、2位日本、3位ドイツ、4位コスタリカ

 

GroupF:ベルギー、クロアチア、モロッコ、カナダ

第一戦はモロッコ対クロアチア。

モロッコは、前回大会で日本をワールドカップに導きながら直前で監督交代の憂き目にあったハリルホジッチが今回も予選突破後に更迭。それが吉と出るか凶と出るか。また、北アフリカ勢の中でも伝統的に技巧に優れており、アフリカ勢の中では上位と推す声もあります。

しかし、前回準優勝のクロアチアはマンジュキッチらが外れたものの、大黒柱モドリッチやペリシッチ、コバチッチらが健在。かつ若手の底上げもあって、前回からチーム力は落ちていないと見る向きも多いようです。

ここはやはり自力で勝るクロアチアの勝利でしょう。

続いてベルギー対カナダ。

カナダは北中米カリブ海予選で堂々の1位通過。更にCOCACAFゴールドカップでは4強に進出しており、予選で首位を争ったメキシコに1-2で敗れたものの、予選はフロックでないことを示しています。

しかし、ベルギーは前々回ベスト8、前回ベスト4で、ルカク、アザール、デブライネ、カラスコ、クルトワら前回大会を経験して脂の乗り切った世代が健在。初戦はきっちりベルギーが勝ち切るとみます。

続くベルギー対モロッコ、クロアチア対カナダもベルギーとクロアチアが順当に勝ってグループ突破を確定。

グループ首位を争うクロアチア対ベルギーは、ベルギーが最小得点差ながら勝利で首位通過。

残念ながら消化試合となってしまったカナダ対モロッコは、カナダが待望のワールドカップ初勝利。

1位ベルギー、2位クロアチア、3位カナダ、4位モロッコ

 

GroupG:ブラジル、スイス、セルビア、カメルーン

初戦のスイス対カメルーンは、予選でイタリアと同組で首位通過したスイスの地力がやはり上。スイスがきっちり勝ち切って勝ち点3。

ブラジル対セルビアは、グループステージ序盤で屈指の対戦です。

ネイマールだけでなく、トップのリシャルリソンや成長著しいラフィーニャやビニシウスらの前線は文句なし、中盤には世界屈指のボランチ・ラフィーニャ、その相棒はファビーニョやフレッジ、CBにはベテランのチアゴシウバが健在でラフィーニャと強固な最終ラインを形成。ブラジルの攻撃の一翼を担うサイドバックは右にベテランのダニ・アウベスを抑えてダニーロ、左もアレックス・サンドロが予選通して活躍。GKにFPほどのビッグネームはいないものの前回大会を経験したアリソンがおり、どこをどうみても穴がない陣容。更に攻撃陣にはガブリエウ・ジェズスやフィルミーノが控えているという豪華メンバー。

セルビアは欧州予選でポルトガルに直接対決で勝利して無敗で1位通過。

ブラジルほどのビッグネームはおりませんが、セリエAやリーガ・エスパニョーラ所属の実力者で固め、中盤の中心セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチに、2トップは予選8得点のミトロビッチに同4得点のブラホビッチと強力。そして監督はストイコビッチです。

この難敵でもブラジル優位は動かないでしょうか。ブラジル先制、セルビアが同点に追いつくも、後半にネイマールとリシャルリソンの連携からきっちり勝ち越し、ブラジルが勝ち点3。

2戦目のカメルーン対セルビアは、敗れると後のない同士の対決となりますが、2トップがしっかり仕事をしてセルビアが勝利。

ブラジル対スイスは、ポゼッションを握るブラジルと強固なDFで受け止めてカウンターで脅かすスイスの流れが続きますが、ブラジルがCKから先制し、流れからも追加点で2連勝。

第三戦は、カメルーン対ブラジルは、ワールドカップで相性の良い相手にブラジルが持ち味を発揮して横綱相撲で勝利して3連勝。

1勝1敗同士のセルビア対スイスは引き分けると得失点の差になりますが、得失点で劣るスイスは後半攻めざるを得ず、逆に引き分けでも良いセルビアはカウンターに気を付けてボールを保持しながら時間を進めて引分けることに成功。

得失点差でセルビアが上回って、1998年のユーゴスラビア時代以来の決勝トーナメント進出。

1位ブラジル、2位セルビア、3位スイス、4位カメルーン

 

GroupH:ポルトガル、ウルグアイ、韓国、ガーナ

初戦のウルグアイ対韓国。

ウルグアイはDFの重鎮ゴディンに、ベテラン2トップスアレスとカバーニが健在。FWに若手のヌニェスも割って入り、中盤のベンタンクールが攻守に舵を取り、CBヒメネスがゴディンと組んでゴール前にカギを賭けます。キャップ1桁の若手も成長しており、このグループの1番手。

一方でエースのソン・フンミンや、Jリーグでも活躍したファン・ウィジョらの前線が歴代でも強力な韓国ですが、海外で活躍する選手の多い前線や中盤に比べて、守備陣は国内組中心で迫力不足。

ウルグアイのシンプルながら強力な攻撃を韓国はいなすことができず、ウルグアイがまず勝ち点3。

ポルトガル対ガーナは攻撃陣のタレントの質量でポルトガルがリード。

C・ロナウドは言うに及ばず、二列目で中央を担うブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シウバ、アンカーのネベスらプレミア所属の実力者が、両ウイングとSBの攻撃参加を活かすスタイル。

ガーナは2大会ぶりの出場で、ギャンらを擁してベスト8入りした2010年大会以来のグループステージ突破を狙いますが、前線はベテランのアユ―兄弟ら実績のある選手頼みで、トップは決定力不足が否めない印象。

ガーナがポルトガルの攻撃を受け止め続ける時間が続き、初戦はC・ロナウドがきっちり仕事をして白星発進。

第二戦の韓国対ガーナは初戦黒星同士で敗れると後のない対決。

ソン・フンミンが数少ないチャンスを生かして先制、後のないガーナは攻めに出るも崩しのアイディアが乏しくそのまま韓国が逃げ切って今大会初勝利。

ポルトガル対ウルグアイは、前回大会Round16以来二大会連続の激突。堅守速攻のウルグアイとサイド攻撃のポルトガルの対戦は見ごたえのある一戦。お互いの持ち味から1点ずつ取り合って譲らず引き分けに。

第三戦、韓国対ポルトガルは、韓国は引き分けるとガーナの勝利でのみ突破が可能になる為ほぼ勝つしかない状況。しかし、韓国DF陣とポルトガルの前線の差は明らかで、ポルトガルが地力で勝利。

ウルグアイ対ガーナは引き分け以上で突破のため無理して攻める必要がないウルグアイと、大会初勝利がモチベーションのガーナ。ガーナが攻めに出るとウルグアイの思うつぼで、カウンターで脅かして2トップが1点ずつ挙げて2-0で勝利。

1位・2位は得失点差になりますが、ポルトガルが上回って首位通過。

1位ポルトガル、2位ウルグアイ、3位韓国、4位ガーナ

 

次は決勝トーナメントですが、やはり長くなりましたので次の記事にします。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「サッカー・フットサル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事