一年に一回、父親を連れての山菜採り。
今年はもう無理かと思っていましたが、数日前に電話をして意思確認をしたところ「行く」の一言。
足腰は大丈夫そうですが、今年が米寿。
耳が遠く補聴器使用のため、離れた時の意思疎通ができません。
そんなことを同僚に話したら、「鈴をつけたら?」とのアドバイス。
これは使えると思い、今日は父親に「位置お知らせ装置」をつけてもらいました。
一年ぶりの山。伐採が行われていました。
今までは、人が歩くだけの道だったのが、機械が入れるようになっていました。
自分の山林に入る父です。
ここから一反歩ほどが父がその父から貰った山林です。
「位置お知らせ装置」のおかげで、姿が見えなくとも、耳を澄ませば父がどこにいるのか、見当をつけることができるので、助かりました。同僚に感謝です。
シドケです。
初めて見つけました。
採るほどの量とサイズでもないので、手をかけませんでした。
今後、増えるかどうか気にしていきたいと思います。
山の植生が、初めて来たころに比べて、大きく変化しています。
ここは、5,6年前に間伐したところですが、日が差し込むようになり、笹や低灌木などが生い茂り始めています。
山から降りたところでは、コブシと山桜の競演です。
いつも歩くコースが決まっていて、左の矢印から杉林に入り、山の中を奥に向かってウロウロ歩き、右矢印の奥にある沢へ降りて出てきます。
今日は7時入山、10時下山でした。
今日の収穫物。
毎年同じですが、出始めのミズ、芽が葉になり始めたタラの芽、コゴミ少々とサシボが数個。
アザミ、フキ、ササダケ。
ササダケはみそ汁1回分。これだけの量でも、店頭価格は5~600円ほど。
量を考えると価格だけは、山菜のトップではないでしょうか。
今日の夕食です。
タラの芽の天ぷら。
一昨日貰ったワラビを使って、ワラビたたき。
そのほかの収穫物は、明日から食す予定です。