今年も、爺さん(父親)のお供で、男鹿市船川の山で山菜採り。
昨年から爺さんに着けてもらっている、爺さん監視装置つけてもらいます。
毎年の事ですが、ルートは同じ。
左の杉林から入り、右の小屋のところへ抜け出ます。
今年で89歳になりますが、足と口は達者。
昨年、白内障の手術をして、視力も戻ったと言っていました。
悪いのは耳。
そのため、はぐれたらこちらの声が届きません。
山にいる間は、監視装置から聞こえる鈴の音と、ガサガサ・ポキポキといった、身動きするたび聞こえてくる音に耳を澄ませ、付かず離れずの位置で監視です。
矢印の木から右側が爺さんの所有地。
ゼンマイ採りに夢中です。
1時間ほど歩き回り、いつも休憩する場所で一服の後、荷物を置いて爺さんはミズを採りにむかいます。
一瞬、音が聞こえなくなり、あたりに耳と目をこらします。
やっと見つけました。
矢印のところです。
ズームアップすると、こんな感じ。
足腰はまだ元気ですが、一緒にいる身としては、何が起きるかわからないので、目は離せません。
山を抜けて出てきたところにある辛夷は、まだこんな感じ。
今年は、いつもより山の春が遅れ気味みたいに感じます。
大きな桜の木もまだ花が開いていません。
昨年はこんな感じでした。
一昨年は満開でした。
帰り道に見かけた馬生目集落の桜です。
そろそろ散り気味になっていますが、まだまだ綺麗でした。
今日の収穫です。
タラの芽と、袋の中はミズ。
アザミとフキ。
ササダケ。
来年は90歳の爺さん。
来年も同じように行けるのでしょうか?
と云って、何年が過ぎたのでしょう・・・