日本形成外科学会:形成外科専門医の主たる仕事の一つに、キズアトの治療があります。
キズアトと言っても様々な背景を伴っていて
○一般的な外科手術後のキズアト
○交通事故などによるキズアト
○美容外科手術によって生じたキズアト
○やけどによるキズアト
に大きく分けられます。
やけどによる広範囲なキズアト以外は、基本的な治療として手術によって丁寧に切り取り、キレイに縫合をして細いキズアトに変えていきます。キズアトの状態によっては、切り口をゼット状など方向を変更したり、手術を数回にわけるなどのテクニックを使うこともあります。
手術によって完全にキズアトを消し去ることはできませんが、テーピングや内服薬などにより時間をかければ目立ちにくい状態にすることが出来るでしょう。(ケロイド体質をお持ちの方には、より慎重な治療を考慮しなければなりません。)
交通事故によるキズは、受傷直後から創の再縫合や潤い療法などの積極的治療により最小限とどめる努力をいたします。骨折等の重大な状況がないようなら、なるべくすぐに来院されることをお勧めします。
最近では、上記のうちで美容外科手術後のキズアトおよびそれに関連する相談が増加傾向にあります。
例えば、
○目頭切開のキズアト。
○脂肪吸引後のキズアト。
○乳輪・乳房の手術後のキズアト。
○その他の顔面の手術のキズアトなどの例が挙げられます。
この中でも手術をして間もないなど状況によっては、いきなり形成外科手術ではなく内服・外用・ステロイド注射にてしばらく経過をみることで改善するケースも散見されるので一度ご相談ください。
また、キズアト以外では、
○肌にハリを与えるレーザー治療後の皮膚の状態が気になる。
○昔に入れた非吸収性注入ジェルの部分が気になる。
○リフトアップ糸の引きつれや痛みが気になる。
○目袋などのヒアルロン酸が気になる。
○脂肪・注入剤におる豊胸術後のしこりが気になる。
など多岐にわたってきています。
ご相談の内容は十分に吟味いたしますが、追加の画像検査が必要性や手術の素材によっては、治療が難しいと判断される場合もございますことをご了承ください。
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