居間からの眺め。
夕方の空。
桃太郎が眺める世界。
おまけ。
皿巣の素材をむしるブンチョと
雨の日の2ニャンと
古い小咄を。
大工職人の亭主におかみさんが
棚をこしらえて欲しいと頼んだ。
棚は無事完成したが、
おかみさんが物を置くと落ちてしまう。
「あんた、この棚、すぐにおっこっちゃうよ」
おかみさんが文句を言うと、
この亭主は「そんなことはねえ筈だが。
・・・ひょっとして、おまえ、
棚の上に何か載せやしなかったか」
物を置いてはならぬ棚しか作れぬ
大工の噺でした。
ほんとに、くすっと笑える小咄を日々
味わえると良いですね。
梅雨の暗い、湿気がうっとおしい日々も
早く退散して欲しいものです。
私たちの年代になると
代り映えしない毎日でも
自分の足で歩けて
おいしく食事が頂ける。
こんな当たり前なことが
どんなにかけがえのないものであるか
実感させられると思いません?
ウフッでも、クスッでもいい。
毎日笑いながら暮らせたら素敵よね。
74歳のお誕生日、あらためて
おめでとうございます。