三浦春馬さんが亡くなったことが、
ワイドショーやネットニュースでたくさん取り上げられています。
わたしは三浦さんの作品は観たことがありませんが、
NHKの『世界はほしいモノにあふれている』を観ていました。
MCをJIJIさんと一緒にやられていて、
世界のたくさんのステキなモノたちと共に、
MCのふたりのやり取りもおもしろくて、
毎回楽しみに観ていました。
三浦さんが亡くなったことを悲しく残念に思います。
三浦さんが亡くなった翌日(・・・だったと思う)に、
テレビの映画チャンネルで、
『ロビン・ウイリアムズ 笑顔の裏側』を観ました。
ロビン・ウイリアムズの生い立ちから亡くなるまでを、
アメリカのHBOがドキュメンタリー製作したものです。
彼もまた、自ら命を絶ちました。
コメディアンとして、俳優として、頂点まで上り詰めたロビン、
でも、晩年はパーキンソン病とレビー小体型認知症であったようで、
そのためうつ状態が続いたことが、自殺と関係があったらしいのです。
コメディアンとしてのロビンは、下ネタが多い(?)ようですが、
さっぱりしていてあまり下品さを感じませんでした。
どの場面のロビンを観ても、涙が出るほど大笑いしてしまいます。
とくに、ロビン主演の『ストカー』が何かの賞でノミネートされたのに、
受賞を逃したときのコメントのシーンは何度も観たいです。
他のノミネートされた2人が同点で受賞しましたが、
ひとり、ロビンだけは賞を取れませんでした。
受賞したジャック・ニコルソンがロビンを舞台に上げて、
自分の代わりにスピーチをしてくれと頼みます。
そして、自分が受賞できなかったことを言い続けるロビンに、
司会者が、では3人が受賞ということにしましょう、と言います。
ありがとう、ありがとう、とうれしそうなロビン。
そして、でもね、僕の手元には何もないよ、とつぶやきます。
会場にいたたくさんの俳優たちも大笑い。
あの笑いにまた会いたい・・・。
ロビンが亡くなったてから来月で6年になります。
6年後、三浦さんのことをどう思い出すでしょうか。
今度の9月で妹が亡くなって36年、彼女もまた自ら命を絶ちました。
あの笑顔、おねえちゃんと呼ぶ声、
映画やごはんに一緒に行ったこと、すぐに思い出します。
そして、涙もすぐに出てきます。
会いたいね・・・。