女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

会いたいね。

2020-07-23 22:34:56 | 日記

 

三浦春馬さんが亡くなったことが、

ワイドショーやネットニュースでたくさん取り上げられています。

わたしは三浦さんの作品は観たことがありませんが、

NHKの『世界はほしいモノにあふれている』を観ていました。

MCをJIJIさんと一緒にやられていて、

世界のたくさんのステキなモノたちと共に、

MCのふたりのやり取りもおもしろくて、

毎回楽しみに観ていました。

三浦さんが亡くなったことを悲しく残念に思います。

 

三浦さんが亡くなった翌日(・・・だったと思う)に、

テレビの映画チャンネルで、

『ロビン・ウイリアムズ 笑顔の裏側』を観ました。

ロビン・ウイリアムズの生い立ちから亡くなるまでを、

アメリカのHBOがドキュメンタリー製作したものです。

彼もまた、自ら命を絶ちました。

コメディアンとして、俳優として、頂点まで上り詰めたロビン、

でも、晩年はパーキンソン病とレビー小体型認知症であったようで、

そのためうつ状態が続いたことが、自殺と関係があったらしいのです。

 

コメディアンとしてのロビンは、下ネタが多い(?)ようですが、

さっぱりしていてあまり下品さを感じませんでした。

どの場面のロビンを観ても、涙が出るほど大笑いしてしまいます。

とくに、ロビン主演の『ストカー』が何かの賞でノミネートされたのに、

受賞を逃したときのコメントのシーンは何度も観たいです。

他のノミネートされた2人が同点で受賞しましたが、

ひとり、ロビンだけは賞を取れませんでした。

受賞したジャック・ニコルソンがロビンを舞台に上げて、

自分の代わりにスピーチをしてくれと頼みます。

そして、自分が受賞できなかったことを言い続けるロビンに、

司会者が、では3人が受賞ということにしましょう、と言います。

ありがとう、ありがとう、とうれしそうなロビン。

そして、でもね、僕の手元には何もないよ、とつぶやきます。

会場にいたたくさんの俳優たちも大笑い。

あの笑いにまた会いたい・・・。

 

ロビンが亡くなったてから来月で6年になります。

6年後、三浦さんのことをどう思い出すでしょうか。

今度の9月で妹が亡くなって36年、彼女もまた自ら命を絶ちました。

あの笑顔、おねえちゃんと呼ぶ声、

映画やごはんに一緒に行ったこと、すぐに思い出します。

そして、涙もすぐに出てきます。

会いたいね・・・。