紋次郎と日々の出来事

骨肉腫と闘った紋次郎と保護犬の正次郎との日々

ボンゴが虹の橋へ行ってしまった

2011年11月13日 21時50分50秒 | 日常
ボンゴは実家のわんこで、紋次郎の兄貴分であり、ライバルでもあったわんこ。
紋次郎より1歳年上で、とてもやさしいわんこだった。
ボンゴは我が家の裏庭にいたわんこで、ある日裏庭に近所の犬が迷い込んできてかまれてしまった。でもボンゴは怒らない。逆にお父さんがその飼主に怒ったほど、おとなしいわんこ。
ボンゴのえさを狙って沢山の動物が訪れる。名古屋市内の外れ。ついこの間まで山だった場所に今は住宅が建設されている。行き場所を失った動物たちが少ない住処で一生懸命暮らしてる。ボンゴの残したえさを求めて狸や野鳥がやってくるのをボンゴは見てみない振りしていたのをみんなが知っていた



そんなボンゴが危機になったのが今年の1月。
大好きな甥が東京にもどると急に体調を崩して歩けなくなった
医者の診断は「心臓病」「暖かくして見守って下さい」とのことだった
ボンゴは家のストーブの側でじっと動かずいた。
私は最期だと思い、紋次郎を連れて行った
するとボンゴは紋次郎を見ると負けてはいけないと今まで食べなかった
ご飯を食べて、歩き出した
家族全員がびっくりした

奇跡的な回復みんなが喜んだ。

しかし夏ごろから毛が抜け出して見るにも無残な状態に・・・。
獣医さんは『年齢によるものだ』といったそうだけど、本当にひどく、まるで皮膚病。
痩せてしまって、私が最期に散歩したときは首輪が外れてしまったほど

木曜日に会った時は調子が悪そうだったけど、小屋から顔を出してくれた
こんなにひどいとは思っていなかった。ただ機嫌が悪いだけと・・

金曜日に実家に行くと家の中にいてよたついて、きちんと歩けない。体を触っても驚くほど冷たい・・・・

私が病院に連れて行けば少しは苦痛を和らげたと思う。いつもそう。後悔ばかり。
義兄が帰ってくるからその後病院に連れて行くと聞いたので、ビールを飲んでしまった
結局義兄は診療時間内に帰ってこれなかった。私が連れて行ってあげればよかったんだ

夜中に悲痛な泣き声がする。・・・つらかった。
部活の姪が6時に起きたとき、ボンゴは亡くなっていた。
5時の時点では泣き声がしていたそうで・・・・・・苦しかったんだろうな

私たちの寝ている側で無くなっていた。そばにいたかったんだね。
がんばった、苦しい思いをさせてごめんね

動物霊園に連れて行き、お経をあげて最期のお別れのときに開いていた目と口が穏やかに閉じていたそう。

お父さんにちゃんと導いてとお願いした、ボンゴにもお父さんによろしくと伝言もした。
今頃は今までの動物たちとお父さんで楽しく走り回っていて欲しいと思う


私が実家に帰ると必ず何かが死ぬ。これで3回目。
わんこの長兵衛。私と姪の散歩中血を吐いて逝ってしまった。その後お父さんと
ボンゴ。今回も私がいるから・・・とおもったふしがあった。・・・・・

最期のボンゴ
かなりひどい状態なので小さい写真で。
こんな状態でもがんばって私の上げたご飯を口に入れてくれた。自然に出てしまったけど











ボンゴ、ありがとう。みんなね、なんだかんだ言ってお前をかわいがっていたんだよ。
お父さんに会った?愛ちゃんや長兵衛やあーちゃん、ジェリー、シーザー、るると一緒かな?
みんなで走り回っているとうれしいよ。
あなたと一緒にいた日々は忘れないよ


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