gooブログ ものがたりの歴史 虚実歴史

『水戸黄門』第43部へメッセージ

元禄辛巳歳?
メッセージ:12話の亀山の話で印籠前に殺陣が省かれたのはよかったと思います。
細かいことを申しますと当時の藩主板倉周防守重冬の後継ぎは光圀死去の3年前に生まれているようなので、若君が5歳だと水戸光圀公は故人になってしまいます。
それから14話の伊勢の話で光圀が出した紙に、葵の紋の下に「元禄辛巳歳…徳川綱吉公」とあります。
元禄辛巳の年は光圀が死去の翌年で、その前の辛巳年は綱吉が生まれる前でやっと家綱が生まれた年。
この辺はどうなんでしょうか?
中村梅雀・渋谷哲平猟師が公家の役だった第38部第9話の敦賀では勅命が元禄丁丑年で、これは光圀隠居から没年までの一つ該当する年がありました。
第43部14話で光圀と助さんが町人姿でなく中納言とその家臣らしい服装だったのはよかったと思います。
ファンは印籠シーンを求めているようですがファン以外はその印籠の定番を理由に水戸黄門を見ない、または批判しているわけです。終了に関してファンはテレビ局を批判しがちですが、ファンも自分たちが水戸黄門を決まった型に縛りすぎて可能性を狭めたのを反省すべきでしょうね。
12月に最終回SPがありますが松下電器では「水戸黄門最終回SPをDIGAで録画しよう」というCMは出さないんですかね。「神様の女房」をTBSパナソニックドラマシアターでやってもいいと思います。

水戸黄門後番組
「ステップファザー・ステップ」が来年1月9日から始まるようですが、「ハンチョウ~神南署安積班~」もファンが多いようなので、2012年の春か夏、秋には「ハンチョウ5」を放送したらどうでしょう。
あとナショナル劇場の時代劇で続いた和風文化を伝えるドラマという意味では「浅草ふくまる旅館」「あんどーなつ」を復活させてはどうでしょう。「あんどーなつ」は「水戸黄門」の視聴率が初めて1桁になってしまった時期のあおりで不調でしたが、パナソニックドラマシアターが現代劇だけの枠になれば新たな若い視聴者も獲得できるでしょう。
時代劇は現代劇より金がかかるのに、水戸市の陳情は制作費を誰が負担するかという財源の視点が欠けており現実的ではありません。水戸市やその団体が「水戸黄門」放送中にCMを一度でも出したか疑問です。むしろ茨城県をメインにした旅刑事物でも放送すれば水戸市の皆さんも納得するのではないでしょうか。
あと、折角、東野英治郎シリーズが全編DVDになったのにテレビCMで見かけないのはどういうことでしょう。BSで初期里見黄門を再放送してることもどんどん地上波で宣伝すべきだと思います(やっていたらすみません)。
今年の3月中旬、放送予定の3日前に震災があったことで中止になっていた田中実さん出演の「算術対決・前橋」が11月末にやっと放送されたのは良かったのですが、事情を知らない人たちが「水戸黄門に田中実が出ている」「いつ撮ったの」などとツイッターやブログで騒いでいます。皆、録画しながら時々観ているだけのようですね。テレビでもHPを紹介しているはずなのに。
12月12日と19日の最終回SPだけでも早目にDVD化できないでしょうか。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「延宝~貞享~元禄~宝永~正徳、綱吉前後」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事