星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

あ~夏休み!「星と祭」

2013-08-15 | その他のイロイロなこと
本日15日と16日、ようやくお盆休み。
8月4日に地元の巡回バスでめぐった湖北・高月の観音さま
のこと、これから拝観したい仏さまのことなどを考えている
時が一番心がやすまる。

会いたいときに会えるひとばかりではないんですよねー。
(人間にたとえれば、だけど。)
そう思うとせつない。
秋の特別公開時期はうまく日程を組まないと・・・。

ツイートする間も惜しんでのこま切れ移動読書。
5月の連休に湖北を訪れたときには未読だった井上靖著の
『星と祭』を8月4日前後に読了。



井上靖『星と祭』(上)角川文庫
井上靖『星と祭』(下 )角川文庫

娘をボート事故で亡くした父親の再生ストーリーに、琵琶湖
周辺の十一面観音めぐりとヒマラヤ行きの話が出てくる。
やはり、自分が実際に拝観したことのある仏像の描写に
なるとフムフムと頷きながら味わいながら読んでしまう。
(まだ拝観が叶わない仏像も必ずいつか見たい!)
湖北とヒマラヤ。思い詰めている対象に接近したり、離れ
たり。体を動かして視点を移動させることにより、今まで
見えなかったことに気づかされることもあると思う。
本葬にいたるまでの「もがり」の考え方にも共感できる。
ラストの湖上のシーンが壮観。脳内で自力ビジュアル化し
てみただけで鳥肌ものだった。自分自身の湖北めぐりが
リアルタイムだったせいもあると思う。
高月図書館に「井上靖記念室」があるそうだけど、観音
めぐりを優先させるため、時間の都合がつかない(泣)。


そういえば、宮本輝著『草原の椅子』も山行きの話だった。
『星と祭』を読みながらちょこっと頭をかすめた。こちら
は映画化されたのに見に行けなかった~。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
明日 (ヒロユキ)
2013-08-21 18:00:24
念のためにご連絡です

ラブリンですが、
明日の毎日放送の「ちちんぷいぷい」に生出演するらしいです

よかったらチェックしてあげてください
返信する
ヒロユキさま♪ (ムンパリ)
2013-08-21 19:50:52
とりいそぎ、いまツイートしましたっ。
情報をありがとうございました!
返信する

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