星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

文楽劇場、2017年の初観劇。

2017-01-15 | 観劇メモ(伝統芸能系)
急激に寒くなった土曜日、文楽劇場で今年の初観劇でした。
その前に松竹座に寄って、壽初春大歌舞伎「勧進帳」の幕見席を購入。
さらに、ついでに道頓堀まで龍彦人形を見に行きました。



グリコの人形にガン飛ばしている白鳥龍彦。
新宿スワンIIは来週末からですねー。


というワケで、ようやく文楽劇場に到着。昼公演のみ。


●初春文楽公演 第1部 

国立劇場開場五十周年を祝ひて『寿式三番叟』

奥州安達原 環の宮明御殿の段

本朝廿四孝 十種香の段/奥庭狐火の段






「寿式三番叟」で新年らしい雰囲気を味わった後、「奥州安達原」は
なんといっても袖萩。舞台では雪がいっそう哀れさを誘うのですが、
この日の夜は関西でも雪になりました。
今回の一番の楽しみは、「本朝廿四孝」の奥庭狐火の段。
諏訪湖の御神渡りにまつわる話で、今まではすごーく幻想的なお話だ
というイメージを持っていたのに、今回は勘十郎さんによる八重垣姫
の恋のパワーにヤラれた感じ(笑)。
最後まで舞台上で手を振ったり、袖をブンブン振ったりする姫のあの
元気さに恋はどんなことも可能にするんじゃないかと思いました。

以下ツイートから。

八重垣姫が狐か、狐が勘十郎さんか。勘十郎さんが発するハッ!に続き、
呂勢太夫さんの語り、眺め入って立ったりしが〜!の後から狐タイム。
本朝廿四孝 奥庭狐火の段、好きやわあ(≧∇≦)
好きな人への想い全開の姫。狐も動かす奇跡の成分の9割は間違いなく
恋でできている。


終わって帰ろうとしたら、ナント偶然、ハヌルさんと遭遇。
あ、いや、文楽劇場は遭遇率高し(笑)。
次の歌舞伎観劇までの時間をお付き合いいただきました。
楽しかった〜〜〜!!


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