憶測の美談はいらない。
最近見つけた言葉だ。
なかなかの名言ではないか。
ジンの入隊、そしてメンバーの見送りシーンが公開されて以来、至るところで何がしかの語りが繰り広げられている。
動画で見られるもの以外は全て書き手の憶測なのだ。
書き手の理想とする美談じみたものに、いささか閉口させられる。
まあ、このテのものはかなり以前からあった。
わたしも含めて、こういった場に言葉を書き連ねるということは、誰かに見てほしい知ってほしいという承認欲求が大なり小なりあるわけで、そこで賛同を得られることがある種快感となっている人もいるのだろう。わたしはそこから少し離れたくなった人間だが。
推しを美しく素晴らしい存在として語る自分に酔っているのだろうか。
それとも語りを称賛されることに酔っているのだろうか。
こういう人は実はありとあらゆるものを読み漁って自分のアイデア的に脚色していたりはしないだろうか。
知らんけど。
もうひとつ疑問として、あちらこちらに飛び交っている号泣という言葉。
これを書いている人のなかで本当に大声をあげて泣いた人が何人いるのだろう。
知らんけど。
推しにかこつけてのアピール合戦なのか?
こういうのが嫌でジョングクは顔を覆い隠していたのではないのか?
これはただの憶測です。
ふと読んだライターの記事。
ジンからのプレゼントとあるけれど、あの「And I love you」はどう聴いてもささやくように響く声ではなく、ジン渾身の、つまり精一杯の気持ちを表現したものではないのか。
この人の脳内ではヒーリングボイスに変換されていたということか。
それとも記憶違いだろうか。
それともちゃんと聴いていないのだろうか。
そんなことある?
全ては憶測です。