テソンのツアー。前半が終了したところで、ネタバレ含めて記しておきたい。
まず、テソンの歌声はまだまだ健在だった。
本人もコメントしていたように、あまり強くない喉の疲労が若干心配だったのだけど。いやいや。まったくいらぬ心配。伸びのある声が十分に堪能できた。
テソンの新曲もとても素敵だったが、何より米津のLemon、これは聴き入った。秀逸だった。
元々テソンはダンスを苦手といい、だからとても頑張らなくちゃと言っていたけれどでもテソンのダンスが下手だと思ったことは一度もない、テソンは根っからの歌うたい。これだけ「歌」で引っ張っていってくれるなら、ダンスなんていらないのだ。もちろん、テソン独特のステップや、弾けるジャンプもアクセントとしての魅力ではある。
だけど、やっぱり、何より「歌」。
そしてトークが面白すぎる

普通にゲラゲラ笑ってしまった。当然オール日本語。時々詰まったときには「ボクは韓国人ですよ?知ってますか?」の愛嬌でさらに笑わせにくる。
いや〜頭さがりますわ。
ちなみにわたしが爆笑したのは、ペテルギウスの件り。あれは大ウケ。
歌とトークの二刀流に、まったくのぬかり無し。3時間ほどのライブは文字通りあっという間だった。
シリアスからコミカルまで、何でも自分色で歌い上げてしまうテソンに、こちらは脱帽するしかない。
音楽をやる者の端くれとしては、身体から溢れ出す「音楽のパワー」をアーティストからは感じたいし、テソンには改めてそんなパワーを感じたし、それがとても嬉しかった。もうBIGBANGというグループにはお目にかかれないのかもしれないが、今のテソンの姿にわたしは大満足。過去をあれこれ悲しむのはやめようと思った。
ちょっとだけ残念だったのは、わたし自身がイマイチな体調だったこと。ああいうの、急にくるのはホント困る。次回はぜひとも万全の体調で…って、次回はあるのかな⁇