月岡芳年が女性のしぐさを ~~そう と描いた美人画
「風俗三十二相」より
廿一 『あいたさう 』
嘉永年間(1848~1853) おいらんの婦宇俗
明治廿一年十月十五日印刷
今夜あの人が来てくれるのね。ああ待ちどおしい
とは言ってないですね。
この時代になると吉原には太夫はいなくなり
高級遊女=花魁と呼ばれるようになったとか
普段着姿の花魁を見ていると
わしらにも手が届きそうな。。。
廿二 『 のみたさう 』
安政年間(1854~1859) 町芸者俗ニ酌人之風俗
明治廿一年 月 日印刷
芸者といっても今でいうところの宴会コンパニオンですね
目頭からほんのりピンクでいい感じになってます。
江戸時代の酒の色は手に持っているように琥珀色だったようです。
しかも加水されていてアルコール度数が5%くらいの飲みやすさだったとか。
じゃんじゃん飲んで売り上げに貢献しなくっちゃ。ってところかな