月岡芳年 月百姿
『信仰の三日月』 幸盛
明治十九年届
山中幸盛（やまなか ゆきもり）は戦国時代から安土桃山時代の武将
天文14年8月15日（1545年9月20日）～天正6年7月17日（1578年8月20日）
通称は「山中鹿介（しかのすけ）」だが
創作により「山中鹿之助」などと誤って広まった
国立国会図書館デジタルコレクション 073
中国地方の雄 尼子家に仕え 衰退する主家を支えたいと 三日月に
「願わくば 我に七難八苦を与えたまえ」
と 願った逸話が知られている人物である
しもしも コーク？
明日からの新年度 爽やかにいきましょう
平成29年3月30日（木）
19時22分
月暦：3月3日
月齢：2.3
高度：18°
方位：西
輝面率：0.08
春の星空の主役木星は「夜半の明星」とも呼ばれ
現在はおとめ座にあり 1等星スピカと並んで見え
宵から夜半前に南東から南の空に昇っていきます
4月10日には月齢13の月と接近します
月岡芳年 月百姿
『忍岡月』 玉淵齋
しのぶがおかつき ぎょくえんさい
明治二十一年届
玉淵齋の人物像についての記述は見つかりません
妖しい風が玉淵齋を襲います
国立国会図書館デジタルコレクション 011
畸人百人一首に玉淵齋の詠があります
かなりの才人のようです
上の文章になにかヒントがあるのでしょうか
読めません スッキリしませんね。
月岡芳年 月百姿
『垣間見の月』 かほよ
明治十九年届
かほよ御前は浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」などの登場人物
塩谷判官高貞（えんやはんがんたかさだ）の正室 元は宮中に仕えた内侍
悪大名 高武蔵守師直（こうのむさしのかみもろなお）から
恋文までおくられるが拒絶する
風呂上がりのかほよと世話をする腰元おかる
国立国会図書館デジタルコレクション 050
執心し覗き見る師直
高師直は鎌倉在住の大名で 足利尊氏の執事職。
その性格は傲慢で人妻かほるに横恋慕する
月岡芳年 月百姿
『賊巣乃月』 小碓皇子
ぞくそうのつき おうすのみこ
発行年不明
隙あらば
小碓皇子（おうすのみこ）はのちの日本武尊（やまとたけるのみこと）のこと
国立国会図書館デジタルコレクション 083
大和朝廷に従わない九州の熊襲（くまそ）を
征討するよう命じられた小碓皇子は
女装して熊襲の王である川上梟師（かわかみたける）の宴に紛れ込み
隠し持っていた剣で川上梟師を襲い殺害します。
（日本書記より）
