~「子ども脱被ばく裁判」の弁護士が、ふくしまの親たちに送るメッセージ~ 「怖がっていい、泣いていい、怒っていい、いつか、さいごに笑えるように――」
ママレボブックレットシリーズの第一弾。
「子ども脱被ばく裁判」(ふくしま集団疎開裁判改め)の弁護団長、井戸謙一氏が、ふくしまの親たちに送るメッセージ。 なぜ、いま「子ども脱被ばく裁判」をするのか。その理由が、わかりやすく書かれています。 また、原告になっている母親たちの手記も収録。大手マスコミでは報道されない、福島の今を知ることができます。 福島にお住まいの方にも、福島で起こっていることはよくわからないという県外の方にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。 ※ブックレットの売上げの一部は、「子ども脱被ばく裁判」の支援金として寄付されます※ ************************ もくじ ごあいさつ Ⅰ 原発差し止め判決 裁判官次第の仕事/まだまだ想定が甘かった Ⅱ 国民を守ろうとしない政府や専門家 安定ヨウ素剤を配布せず、SPEEDIも隠ぺい1/山下俊一氏の罪/ 子どもにも年間20ミリシーベルトを適用 Ⅲ 誤解だらけの100ミリ論争 100ミリシーベルトではがんはふえない/低線量でも、がんはふえる/リスクは、がんだけではない/すべては 原子力政策を続けていくため Ⅳ 事実を知ることから、すべては始まる 明らかになっているチェルノブイリの健康被害/甲状腺がんが多発/放出された放射性物質の量は、ほんとう にチェルノブイリより少ないのか/測定されなかった甲状腺被ばく Ⅴ ベラルーシやウクライナより劣る日本 「チェルノブイリ法」 と 「子ども被災者支援法」 Ⅵ 「子ども被災者支援法」 の限界 「支援」 ではなく 「賠償」 を Ⅶ 子ども脱被ばく裁判 矛盾した判決/ 「子ども脱被ばく裁判」 とは/なぜ、司法に訴えるのか ~原告のお母さんたちの声~ 「政府や福島県は、真実を述べてほしい」(福島市在住 高橋絵里子さん) 「同じ境遇の母親たちの希望になりたい」(福島市在住 大山慶子さん) 「裁判に勝って、子どもたちの未来にあかりをともしたい」(郡山市→岡山県笠岡市 山本紀子さん) あとがきに代えて ふくしま集団疎開裁判と支援活動の歩み |
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