岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

原水爆禁止世界大会――国際会議・分科会

2012-08-04 | 各種集会など
 分科会は、①核兵器のない世界の実現、核兵器禁止条約の交渉開始、世論と運動の前進を ②核兵器の廃絶、反戦平和と暮らし、環境、エネルギー問題 ③被爆の実相の解明・普及、被爆者援護・連帯、被爆者との連帯、放射線被害の根絶 をテーマに話し合われました。私は①の分科会に参加しました。
 日本の参加者は、都府県から15人、中央団体から5人、海外代表6人の発言がありました。海外代表からは、多くの国で緊縮財政にもかかわらず軍事予算は増強されていることをとりあげ、「核兵器廃絶の運動とともに、軍縮と国民向け予算の増強を求める運動が必要」(イギリス)、NATOに反対するとりくみ(ドイツ)、などとともに「『子どものための世界平和の日』を設定し、世界が連帯して平和と子どものためのためのとりくみを提案してはどうか」(インド)、という興味深い発言もありました。
 日本の参加者からは、署名のとりくみ、原爆展のとりくみ、自治体に向けた要請活動のとりくみなど、各地での創意工夫をこらしたとりくみが紹介されました。定期的に駅頭などで署名活動をおこなう、原爆展とあわせて署名をよびかけるなどが語られました。自治体要請では、80%の自治体首長が署名に応じた県、病院、学校、公民館、JA、幅広くよびかけた結果、どこでも積極的に集めてくれたことや学校あげて生徒がとりくんでくれた経験なども紹介されました。
 新日本婦人の会の方は、「世界の核兵器をなくすとりくみのひろがり、日本での運動、国連での軍縮代表の発言など、『本気』を感じる」と発言。私も、その通りだなと思いました。
 日本だけでなく、世界中で核兵器廃絶をもとめる運動が大きく広がっています。特に福島第一原発の事故を受けて、原発もふくめた「『核』の被害はもうゴメン」という意識が、若い世代に急速に広がっていることも痛感しました。たくさん元気をもらえた分科会でした。ひきつづきがんばります!
 忘れてはいけませんが、岡山県でもすばらしいとりくみがたくさんあります。みんながんばっています。今日からはじまる世界大会にも、200人余りの代表団が参加し、各地のとりくみ、青年のとりくみが報告されることになっています。
  

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