後期高齢者医療制度の４月実施中止を

　訪問をした団体の多くはこれまで日本共産党とはあまり縁のなかった団体です。それでも、「７５歳以上の高齢者を勝手に『後期高齢者』と呼んで、健康保険から切り離すのは納得いかない」「どこまで老人をいじめれば気がすむのか」「いよいよ『姥捨て山』の世界か」など、たくさんの怒りの声がよせられました。なるほど、政府も保険料負担等の一時凍結を言わざるをえなかったはずだと感じました。
　しかし、今度の制度は一時凍結で済まされる問題ではありません。これまでは「出来高払い」だった診療報酬に「包括払い」と言って病気ごとに診療報酬の上限を設定しようというわけですから、「お金のない人は医療をうけられなくても仕方ありません」と言っているのと同じです。この最大の矛盾を解決させなければなりません。参院選の民意はそこにあるんだ！　ということをもっともっと広げましょう。私もがんばります。