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次に、請願第15号、少人数学級の推進などを求める請願です。
子どもと教育の危機が切実になるなか、子どもたちにふさわしい学校をどうつくるのかが問われています。その条件の1つは、教員が教育者として誇りとよろこびをもって仕事にとりくめているかどうかです。そのため、OECD諸国で下位に位置する貧弱な教育予算を増やすこと、正規の教員を計画的に増やし「多忙化」を解消し、ゆとりをもって子どもたちと接する状況をつくり、教員の意欲を引きだし、教員の力も伸ばせるような環境をつくることが求められていると思います。
条件の2つめは、教育の主役は子どもであり、子どもたちが大切にされていると実感できる教育がおこなわれているかどうかです。教育基本法に言う「人格の完成をめざす」とは、成長期にある子どもたちに、知識と体力、情操を、子どもの発達に即して身につけさせ、子どもたちが次の時代を自らの力で創造できる人間として育っていくことを助けるものだと思います。そのため、過度な競争、序列化に頼った「学力観」を見直し、教員と子ども、子ども同士の血の通った信頼関係を築くこと、子ども自身のとりくみを尊重することなどが求められていると思います。
本来学校とは、豊かな学びと子どもたちの成長を保障する場なのに、そうなり得ていないということが最大の問題です。少人数学級は、今のべたような条件を整えるうえで大きな効果があることは間違いありません。子どもの立場に立った教育への前進のため、本請願の採択を求めます。
討論全文は日本共産党岡山県議団のHPをご覧ください。「こころの健康」推進、オスプレイ配備、尖閣諸島、竹島問題などについて討論しました。
子どもと教育の危機が切実になるなか、子どもたちにふさわしい学校をどうつくるのかが問われています。その条件の1つは、教員が教育者として誇りとよろこびをもって仕事にとりくめているかどうかです。そのため、OECD諸国で下位に位置する貧弱な教育予算を増やすこと、正規の教員を計画的に増やし「多忙化」を解消し、ゆとりをもって子どもたちと接する状況をつくり、教員の意欲を引きだし、教員の力も伸ばせるような環境をつくることが求められていると思います。
条件の2つめは、教育の主役は子どもであり、子どもたちが大切にされていると実感できる教育がおこなわれているかどうかです。教育基本法に言う「人格の完成をめざす」とは、成長期にある子どもたちに、知識と体力、情操を、子どもの発達に即して身につけさせ、子どもたちが次の時代を自らの力で創造できる人間として育っていくことを助けるものだと思います。そのため、過度な競争、序列化に頼った「学力観」を見直し、教員と子ども、子ども同士の血の通った信頼関係を築くこと、子ども自身のとりくみを尊重することなどが求められていると思います。
本来学校とは、豊かな学びと子どもたちの成長を保障する場なのに、そうなり得ていないということが最大の問題です。少人数学級は、今のべたような条件を整えるうえで大きな効果があることは間違いありません。子どもの立場に立った教育への前進のため、本請願の採択を求めます。
討論全文は日本共産党岡山県議団のHPをご覧ください。「こころの健康」推進、オスプレイ配備、尖閣諸島、竹島問題などについて討論しました。