作ると言うので
手伝う事に
石鎚山の麓で
昔は作られていた
お茶らしい
昭和に入って
作る人が一軒になって
絶やしたらいけないという事で
現在では3軒の所で
作っている
石鎚黒茶は
お茶の葉を2度発酵させる
糸状菌と乳酸菌の
2段発酵で
整腸作用があり
酸味があり
まろやかな味がする
愛媛大学の研究では
抗肥満効果や
花粉症抑制効果があり
脚光を浴びている
手間がかかるだけに
値段も高い
どうやって作るのか
見てみたいと思っていた
石鎚黒茶の製造の
手伝いをした人が
愚禿山で作ると言うので
早速手伝う事に
お茶の木を
50センチから1mくらいに
切ってくる
洗って
蒸して
葉だけを落として
水をかけ
箱に入れる
葉を一次発酵させる
箱を
石鎚山の麓まで運び
1週間寝かせる
今日はここまで
その後
葉を揉んだり
乳酸菌による2回目の発酵で
2週間寝かせる
その後
天日干しをするそうだ
手間暇のかかる作業である
高い訳だ
愚禿山の所で作るのは
初めてらしい
大きな釜にお湯を沸かし
ドラム缶に
お茶の木を入れる
蒸していく
2時間くらいして
葉を出して
叩いてみる
少し黒ずんだ葉が
パラパラと落ちる
パラパラとはいかず
パラくらい
火力が足りない
一つは
カマドの大きさと
釜の大きさにズレがある
カマドに煙突がない
カマドに煙突を付けると
火力が抜群に違う
次回煙突を付けましょう
カマドと釜の大きさが
近い方は
どうにか葉が
パラパラと落ちた
なかなか難しいもんだ
葉を洗うだけでも
大変なもんだ
大きな桶に水を張って
葉をジャブジャブ洗う
子供達はずぶ濡れになりながら
楽しそう
お茶の実は
毒があるので捨てる
大きなドラム缶に
洗った枝付きの葉を入れる
沸騰した鍋に乗せる
葉の色が変わるまで蒸す
蒸したら
葉を落とし
水をかけて
箱に詰めて発酵させる
量があるので
残りは明日と言う事で
また明日やる事に